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2016.11.02
着物

Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)

Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)の歴史と概要

フランスのスーツケース職人のルイ・ヴィトンが創業しました。評価されるようになったのは、創始者であるルイが亡くなった後です。ヴィトン社はまず「グリ・トリアノン・キャンバス」と言うトランク工場として創業し、このトランクは灰色のキャンバス地で覆われておりとても軽量なものでした。1854年ルイは世界初となる旅行用鞄の専門店をパリに創業し、1860年ヴィトン社は需要に押されて規模を拡大していきました。1867年、万国博覧会で銅メダルを獲得し、これにより世界的な評判を得ました。1869年にはエジプト総督のイスマーイール・パシャが、1877年にはロシアのニコライ皇太子が、それぞれ1セットのトランクを発注したことが記録されています。また、スペイン国王アルフォンソ12世からもトランクの注文を受けるなど、主にスラブ、ラテン系王侯族に重用されてきました。

 

トランクの上から布地を貼る技法は、容易にコピー商品が出回ることとなり、1872年ルイは別の布地を使うようになりますが、コピー商品に押されることなく、彼のビジネスは成功を収めました。1885年ヴィトン社はロンドンに進出し、1888年息子のジョルジュが模倣品防止のためベージュと茶褐色のチェス盤にルイ・ヴィトンの銘が入った「ダミエ・ライン」と呼ばれるデザインを考案しました。

 

父ルイの死後、ジョルジュはルイ・ヴィトン社を世界的な企業へと押し上げます。ジョルジュは、万国博覧会に出展するなど、会社をうまく運営し続けましたが、ダミエにも模倣品が出回り、1896年ヴィトン社はそのトレードマークとなる布地を新たに発表し、それは「モノグラム・ライン」と呼ばれました。モノグラムは万国博覧会で目にした日本の家紋に触発され、その模様は様々なシンボルと共にルイ・ヴィトンを示す「LV」というマークでが描かれています。1898年にはパリで行われたオートショーにヴィトン製品を出展しました。1900年代に入り万国博覧会での評価が高くなり「旅行アイテムおよび革製品」の部門担当、また、万国博覧会の議長を務めるなど世界的に信用を得てきました。

 

1978年には日本の東京に3店舗、大阪に3店舗をオープンさせ、1981年には東京銀座に直営店をオープンさせました。その後、シャンパンメーカーのモエ・ヘネシーと合併、LVMHが誕生。LVMHグループは拡大を続け、デザイナーにマーク・ジェイコブスを迎え、アパレル商品、靴の展開をスタートし、2000年代には時計の展開をスタートしました。また、クリスチャン・ディオールやフェンディなど有名ブランドを傘下におさめる巨大ブランド企業に成長しました。