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2020.01.23
ブランド品

遠藤彰子【洋画家】

遠藤彰子(えんどうあきこ)

 

遠藤彰子は1947年10月に

 

東京都中野区で生まれました。

 

1969年に在学していた武蔵野美術短期大学を卒業すると

 

1972年には女流画家協会展においてマツダ賞を受賞し

 

その才能を表していきます。

 

その後1977年には紀伊国屋画廊にて個展を開き

 

1978年には昭和会展において林武賞を獲得するなど

 

実績を重ね続け、1986年には新人に向けた賞となる

 

29回安井賞を出展した『遠い日』で受賞。

 

また翌年まで文化庁の在外特別派遣員として

 

インドへ渡りました。

 

1996年には武蔵野美術大学油絵学科の助教授を務め

 

他には二紀会の理事や女流画家協会の委員などの

 

要職を務めています。

 

 

 

作風

 

遠藤彰子は人間の背丈を優に超す

 

巨大壁画を制作しています。

 

ある作品では、ダークグリーンをベースにした

 

背景の上から建物や階段、踊り場などと言った

 

複数の要素が描かれ、

 

そこに人や動物が存在する世界が表現されています。

 

この世界観は、過去の体験から今の事までを内包し

 

抽象画的なものとして表現している所に

 

起因しています。

 

そして作者の個人的な内容には留まらず

 

人間自身の暗い部分に僅かでも光を当て込み、

 

巨大壁画としてもスケールを大きく描く事で

 

今の時代にいる人達に深いメッセージとなって

 

現れています。

 

なお、女性画家としては

 

巨大壁画を作る人は少ないと言われています。

 

 

 

世界最古の壁画について

 

世界最古の壁画は、スペインにある

 

ラパシエガ洞窟であると判明しています。

 

10万年ほど前に存在した旧人類の

 

ネアンデルタール人が描いているとされていますが

 

使われている素材は115000年以上も前と

 

研究が進んでいます。

 

すでに象徴的な表現がされており、

 

壁画で抽象を現す行為は、はるか昔から

 

脈々と受け継がれている事が分かります。

 

 

 

関連用語の細かい解説

 

■蔵野美術大学短期大学部の女流作家

 

現在でもよく知られる武蔵野美術大学は

 

2003年に廃校となった

 

武蔵野美術大学短期大学部が元となっています。

 

武蔵野美術大学短期大学部としては

 

1957年に開校されています。

 

代表的な武蔵野美術大学短期大学部出身の

 

女流作家としては、

 

女性と言う自身の立場を使った作品群が知られており

 

GINZA SIXでの展示なども行う画家でもあり

 

漫画家でもある辛酸なめ子。

 

また『ふぁんたじあ』や

 

『ぼくのアイドル』が知られている、

 

漫画家の永野あかねの出身校としても知られています。

 

■女流画家協会

 

1946年に女流画家が一致団結をすることで、

 

芸術のレベルを上げ

 

また新人を世で有名にさせることを

 

目的として創られました。

 

現在も活動をしており、広く一般に呼びかけています。

 

 

 

現代的な遠藤彰子の作品

 

遠藤彰子は『都会』や『迷宮』。

 

『見つめる空』と言った作品群で

 

現代人の不安を現しています。

 

現代的作風なので親近感をもって見られる

 

と思われる遠藤彰子の壁画作品。

 

見る機会を作るなど

 

一度体感してみてはいかがでしょうか?