1911年10月、漆芸としても文化に優れている
香川県高松市にて明石朴景は生まれました。
明石朴景が目指していたのは
同じようなテイストの作品を創り続ける、
漆芸界の変革であったといいます。
東京美術学校図案科で学んだり
和歌山県の漆器試験場で働いたり、
さらには高松工芸学校の教諭となった
明石のそう言った創作姿勢は、教える立場としても
勇気が要るものだったことでしょう。
また高松工芸学校では
同じ香川県高松市出身の帝国美術院展覧会や、
新文部省美術展覧会で華々しく活躍した
磯井如真から教えを受けていました。
明石朴景はうるみ会と言うのを結成しています。
うるみ会では日本美術展覧会での活躍を目指しており
実際に1952年の日本美術展覧会において
うるみ会の8名の作家が入選を果たしています。
そのほか明石朴景は香川県美術協会の会長や
現代工芸美術家協会香川会の委員長などを
歴任しました。
また、作風は絵画的とも言われ
快活で幾何学文様を駆使し
デザイン性に富んでいます。
例えば1958年、第1回新日本美術展覧会に出した
『夜を聞くレコードキャビネット』では特選を受賞。
1977年の第19回社団法人日本美術展覧会においては
薫風婉然が会員賞を獲得などしています。
香川漆器は高松市を中心とした土地で生産されている
伝統的な工芸品です。
江戸時代後期に確立されたものと言われており
当時の高松藩主の庇護の下で
その歴史と技法が発展していきました。
この基礎となる部分は当時の漆工職人、
玉楮象谷(たまかじぞうこく)が築き上げた
と言われており、象谷が鞘塗師の父の下での修行や
京都で芸術品を目にした際の経験を頼りに行った、
中国漆器の研究が香川漆器の伝統に繋がっています。
ここで確立された技法は、
その後も職人たちに受け継がれ
明石朴景のような近代の職人にも伝わっており
中には人間国宝に認定された者もいます。
このように漆芸が盛んに行われていた香川県には
制作体験のできる讃岐漆芸美術館や、
技術を後世に伝えるための
養成施設・香川県漆芸研究所などが設立されました。
玉楮象谷もまた高松市の生まれで
銅像が高松市立中央公園に設置されています。
片づけ始める前にご相談ください
眠っている品物に思わぬ価値がある場合があります。
遺品整理業者・リサイクル業者は、骨董美術品類に高額をつけることはできません。
さらに処分費もかかります。無料査定・買取で賢い遺品整理・蔵整理をお勧めいたします。
買取専門店KURAYAは,骨董品,金・プラチナ、ブランド品、ブランド時計、ダイヤモンド、切手、古銭、勲章、日本刀・鎧兜、掛け軸・絵画、版画、おもちゃ・ノベルティ、 高級食器、珊瑚、翡翠・鼈甲・琥珀、カメラ、鉄道模型,、着物・小物、鉄瓶・茶道具 ,墨・書道具など確かな目で高額買取いたします。
買取専門店くらやは、新しいもの・古いもの、どんなお品も対象に鑑定する買取専門店としてオープンいたしました。貴金属・ブランド品買取をはじめとし、 古物・切手の買取・骨董品の買取に力をいれております。 ご自宅に眠っている貴金属・ブランド品・骨董品などはございませんか?古物・貴金属・ブランド品などを整理したい方、 現金が必要な方、お引越しで荷物を整理したい方、遺品整理、古い蔵を取り壊して中身を処分したい方など、様々なお客様からご利用いただいております。
新しい物・古い物、どんなお品も対象に査定する