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掛け軸・絵画
2020/03/05

平福穂庵【日本画家】

平福穂庵(ひらふくすいあん)

 

平福穂庵は184410月に生まれました。

 

なお息子は帝展審査員を務めたり

 

アララギ派の歌人でもある

 

平福百穂(ひゃくすい)として知られています。

 

平福穂庵は幼い時から四条派の画家である

 

武村文海から学んでおり、

 

また様々な芸術作品に対して触れる機会も多く

 

その為もあって既に審美眼が磨かれていました。

 

16歳の頃に京都に渡り、独学で神社や仏寺にある

 

古画や風景物の写しに励み、

 

また22歳の時に故郷に戻ると

 

家業の染物の上絵描きなどの手伝いをします。

 

その後北海道に住み、風景画や漁師の生活などを

 

描いていきました。

 

1880年には第3回秋田博覧会にて出品した

 

『乞食図』が一等賞。

 

また同年の龍池会主催の第2回観古美術会でも

 

『乞食図』が評判を呼び、さらには1883年の

 

農商務省主催の第2回内国絵画共進会において

 

『琵琶行図』や『北海道土人図』が入賞。

 

そして翌年の同大会で出展した『乳虎』は

 

宮内省買い上げとなるなど

 

大きな注目を集めています。

 

1884年には東洋絵画会学術委員を務め

 

1890年、46歳の時に息を引き取りました。

 

 

 

作風

 

平福穂庵は写しでも話題になっており

 

その方面としては美術雑誌の

 

画叢誌においての編集の他に縮写

 

(元のものよりも小さいサイズで写す事を指します)

 

も行っています。

 

また『乳虎』と同じタイミングで出展した

 

『荒川鉱山真景之図』や

 

『荒川鉱山鉱業之図』としては

 

今までにない構図と優れた写実性が

 

平福穂庵を話題にするには欠かせないもの

 

となっています。

 

なおこう言った画力は北海道から帰った時期と重なる

 

1854年の日米和親条約締結から

 

1867年の大政奉還までの慌ただしい歴史の中で

 

画業をしていこうと言う決心で

 

培われてきたものではないかと言われています。

 

そして活動終盤になると、さらに細部に

 

平福穂庵の強い感性が宿っている

 

とも指摘とされています。

 

・荒川銅山について

 

平福穂庵は一時期勤務していた荒川銅山について

 

『荒川鉱山全景』と言う作品で発表しています。

 

荒川銅山は1700年に発見され

 

平福穂庵が務めていたと思われる時期には

 

町が作られているなど一大産業として発展しますが

 

1940年に閉山となります。

 

 

 

日本の美術界に貢献した平福穂庵

 

平福穂庵の作風は、息子の平福百穂に

 

強く引き継がれていると言われています。

 

(実際に平福百穂が幼い頃に教えています。)

 

また岡倉天心と共に日本美術院を立ち上げた

 

寺崎広業も育てています。

 

平福穂庵は日本の美術界に多大な功績を残した

 

と言われていますが、

 

直接的な師弟関係を紐解いても

 

その一端が分かります。

 

 

 

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