帖佐美行(本名:良行)は
1915年3月に鹿児島で生まれます。
幼少期から芸術家になる事を決めていた帖佐は
15歳の頃になると彫金家の小林照雲の下で
学び始めました。
その後10年ほどの修行をしてもまだ下積み時代は続き
小林照雲の次に日本から古くある技法で、
西洋をモチーフとした作品作りを行った
海野清に弟子入りをしています。
この海野清の下での修行時代を境に
帖佐の作家活動は目立つようになり、
1941年の美術協会展において銀賞と銅賞を獲得。
1942年の新文部省美術展覧会では
初入選を果たすなどしました。
46歳の時には現代工芸美術家協会に加わり
17年後の1978年には退会するものの
ここでは佐治賢使らと共に、
日本新工芸家連盟を立ち上げ、同時に
会長の座にもついています。
やがて1984年には皇居新宮殿の際に
宮内庁からの要望で彫金壺の『和讃想』を制作。
そして1993年、78歳の時に
文化勲章を受章しました。
帖佐美行の作品の特徴は古くからある
彫金技法をベースに、溶接や鍛造などの技法も
組み込んでいる所にあります。
また建築の壁面装飾をしている事も
その功績として挙げられ、鉄パイプも使うなどの
斬新な作風は日本を飛び越えて
世界で支持されました。
(なお壁面装飾として代表的な作品は
1966年に芸術院賞を受賞した
『夜光双想』があります。)
作品全体のテーマとしては、宇宙や自然
命など壮大なものを取り上げたものが多く、
豊かな情感があると言われています。
■現代工芸美術家協会
1966年に作られ、現在は2008年の
公益法人制度改革もあって
特例社団法人として機能しています。
彫金や陶磁器、染織や七宝といった
幅広いジャンルの作家が在籍しています。
■日本新工芸家連盟
生活と美が溶け合う事を目標としています。
現代工芸美術家協会と同じ様に金属工芸や漆芸、
染織工芸など多くのジャンルの作家が
在籍しています。
鏨などによって金属を刻んで作品を作っていきます。
起伏や透かしと言った技術や、
別の金属も合わせたりします。
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