山本晃は、1944年に山口県で生まれました。
高校卒業後に音響メーカーでデザインの仕事に従事し
その後東京デザイナー学院工芸工業デザイン科で
デザインを学んでいます。
卒業後は、独学で彫金技法を習得し、
30歳の時に山口県光市で工房を開設します。
以後は切嵌象嵌と接合せの技法を中心に研究を行い
制作活動に励みました。
そして、1985年に日本伝統工芸展で初入選を果たすと
その後17年連続で入選していきます。
1987年には『接合匣《秋色》』が
日本伝統工芸展NHK会長賞を受賞しました。
翌年には、『重金箱《流麗》』が同展の奨励賞を受賞し
1996年、日本工芸会金工部評議員に選定されています。
そして、2014年、70歳の時に
重要無形文化財に認定されました。
山本晃の作品で使われている技法は
『切嵌象嵌(きりばめぞうがん)』といい、
金属板を図柄どおりに切り抜いて
そこに異なる色彩の金属板を嵌め込み、
鑞付けして固定する象嵌技法の一つです。
もう一つ得意とする『接合せ(はぎあわせ)』とは
金属板を色々な形状に切り出して、
鑞付けして図柄や文様を作り出し、
一枚の板や立体的な器形を成形していく技法です。
山本晃は加えて、金工の装飾的特徴の一つである
「四分一」や「赤胴」などの色金の
伝統的な配合の研究も行い、金属の特徴を活かした
重厚な色彩を表現することに長じています。
その『切嵌象嵌』や『接合せ』を用いた
山本晃の作品の数々は、多彩な色彩を駆使しながら
動植物や風景などをモチーフにして、
精細かつ華麗で詩情的な作風で高い評価を受けています。
山本晃は、人間国宝であった鍛金家の奥山峰石や
彫金家の増田三男などから手ほどきを受けた以外は、
ほとんど独学で技術を習得しています。
『切嵌象嵌』や『接合せ』の技法を習得し、
さらに従来あった素材に留まらずに
独自に開発した合金を使用することで、
違った金属を組み合わせ繊細なグラデーションを
その作品に反映させました。
また、自身の創作活動だけでなく、
十数年間もの期間に渡り山口芸術大学で教鞭をとり
後進の指導にも力を注ぎました。
また、自身の工房で彫金教室を開き、
生徒にその技術を指導しています。
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