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2018.03.26
茶道具

クリストフル ~Christofle~

クリストフル ~Christofle~ とは

 

クリストフルはフランスの銀食器

 

主にカトラリーを扱っているメーカーで、

 

1830年、シャルル・クリストフルによって

 

創業しました。

 

1820年、15歳の時に宝石商見習いとして

 

義兄の元で修業を始めた

 

シャルル・クリストフルは

 

10年後、すでにフランスで最も有力な

 

宝石商の一員として

 

その才覚を表していました。

 

さらに数年経ち、南米などでも名の知れた

 

宝石や金属細工を扱う大企業の社長となった彼は

 

産業革命の影響で

 

急激に増え始めたブルジョワジーたちの

 

王侯貴族のような贅沢な生活への

 

憧れを満たす製品の必要性を感じ始めます。

 

 

その後シャルルは1842年に

 

電気分解で金銀のメッキを行う技術の特許を購入し

 

真鍮の表面に金や銀のコーティングを施した

 

装飾品の制作を始めます。

 

1844年には世界初の電気機械工場を設立し

 

シルバーと同じ輝きを持ち、

 

且つシルバーより格段に安い銀製品を

 

工業的な規模で生産できるようになりました。

 

生産当初は模倣品に悩まされたようですが

 

銀含有量92.5%という

 

他社の割合を遥かに超える優秀な製品は

 

徐々に受け入れられ、

 

中流階級向けの銀器や食器類の販売を始めると

 

すぐに人気を博しました。

 

 

1846年にはフランス国王ルイ・フィリップが

 

テーブルウェアをオーダーし、

 

1850年頃にはルイ・ナポレオンが

 

チュイルリー宮殿用の食器セットをオーダーするなど

 

クリストフルはその名を広めていきます。

 

まもなくロンドン万国博覧会では

 

メダルを受賞し

 

さらには「皇帝お抱えの調達人」

 

そして「王の金職人」という称号を

 

正式に受け取ることとなりました。

 

その後オーストリア、ロシア、ドイツなど

 

海外とも取引を開始し

 

今では世界中でその商品が親しまれています。

 

代表作

 

マルリー

 

1897年に制作されたデザインです。

 

パリ近郊のマルリー城にちなんで名付けられ

 

草花や枝をモチーフとした

 

装飾性の高いロカイユ様式の作品です。

 

豪華客船、高級ホテルなどでも使われています。

 

 

クリストフル マルリー-0

 

 

 

マルメゾン

 

1967年に制作されたデザインです。

 

ナポレオン1世と皇妃ジョセフィーヌが愛した居城

 

マルメゾン城にちなんで名付けられています。

 

柄の部分に月桂樹のデザインが施された作品で、

 

ナイフとフォークには

 

裏面まで装飾がされています。

 

 

クリストフル マルメゾン-0

 

 

リュバン

 

フランス語で「リボン」を意味する名がつけられ

 

このシリーズはカトラリー全体を

 

リボンの装飾が縁取っています。

 

対称的に配置されたリボンが、

 

柄の部分でふんわりと結ばれたデザインです。

 

 

クリストフル リュバン

 

 

パール

 

1876年に制作されたデザインで

 

カトラリーの輪郭を縁取るように、

 

まるで真珠のような半球の珠が

 

彫り込まれています。

 

一般的な厚さと比べると10倍以上ある、

 

クリストフルならではの

 

シルバーコーティングがなせるデザインともいえます。

 

 

クリストフル パール-0