1974年発売の大ヒット商品「超合金 マジンガーZ」からスタートしたダイキャストを使用した玩具シリーズ。
1970年代に少年期を過ごした世代にとって、もっとも思い入れの強い玩具が「超合金」であり、ダイキャストを含む複合素材による重量感・光沢・存在感に加え、発射・合体・変形などキャラクターに応じたギミックを搭載。そのコンセプト・デザイン・アクション性は「超合金」というトイカテゴリーを生んだ、玩具のパイオニアシリーズです。
その記念すべき初号機が、1974年に発売されたロボットアニメの金字塔「マジンガーZ」でした。当時の少年たちは、合金トイのリアルさや重さに圧倒されると同時に、スイッチを押すとロケットパンチが発射できるギミックにも酔いしれた。第1期に発売されたマジンガーZには、劇中の設定にはない胸部ミサイルも搭載されていたが、こちらをブレストファイヤー代わりに使い、手遊びする楽しみを広げていきました。
その後は短期間で造形やギミックをブラッシュアップし、グレンダイザーやライディーンといった時代を象徴するロボットをリリース。1976年にガイキングで初の変形・合体を実現すると、それからは破竹の勢いで進化を遂げて行きます。 合金トイ時代を創造したビッグブランドだけに、ノスタルジーをともなう当時物の価値は高く、初代マジンガーZの美品には高値がつけられています。 破格をものともせずに収集するコレクターが多数いることも超合金の実力の証でしょう。
初の超合金ロボットとして誕生したマジンガーZですが、新商品が販売されるなど非常にコアなファンを獲得しており、昔は遊ぶ目的で使用されていたが、コレクションとして集めるといった人も多く存在し、少しサイズが小さいものも販売されています。
マジンガーZの超合金シリーズは、非常に多く存在し、最初は従来のロボット玩具の概念を壊す勢いで、重量感を感じさせるようなロボットを作るということを目的に作られました。そこから初の超合金ロボットが作られ、かなり重量感のあるものとなりました。しかし、重さ故の欠点があり、子供が遊ぶことができなくなり、少し重量感をなくし子供でも遊べるようなロボットに生まれ変わりました。
ミニサイズから、大人が持っても十分な大きさのビックサイズのマジンガーZが存在しており、40周年では特別なスタイルのマジンガーZが販売されました。
超合金は、他にも存在しますがマジンガーZはリアルさを追求しており、作中に出てくるリボルバーや装甲品の数々を細部まで再現されており、普通の超合金ロボットとはひと味違います。
リアルタイムでマジンガーZを見ていた人にはたまらない仕上がりになっています。