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骨董品
2019/11/14

木内克【彫刻家】

木内克(きのうちよし)

 

木内克は18926月に茨城県水戸市にて

 

医者の家系に生まれました。

 

20歳で上京すると同じ茨城県出身で、

 

人物や動物の彫刻を得意とする彫金家の海野美盛に学び

 

その後1914年には朝倉文夫が開く彫塑塾に入ります。

 

2年後には第10回文部省美術展覧会において

 

出品した『平吉』が初入選。

 

そして29歳になるとロンドンへ渡り、

 

翌年からはパリに15年という長期に渡って

 

滞在しました。

 

パリの生活の中ではオーギュスト・ロダンの弟子である

 

アントワール・ブールデルから学ぶ機会を得、

 

ギリシアのアルカイック(古典的で素朴な作風)

 

の彫刻に夢中になり、テラコッタの技術を習得します。

 

そのテラコッタによる作品制作は

 

帰国後の日本で支持され、二科展に出品し

 

1948年には新樹会のメンバーとなりました。

 

そのほか1951年に毎日美術賞を受章。

 

1970年には中原悌二郎賞も獲得し、

 

19773月にこの世を去っています。

 

 

 

テラコッタの作風

 

木内克は土の特性を上手く利用した

 

テラコッタの作品によく支持が集まっています。

 

テラコッタとは良い質の粘土を素焼きしたものです。

 

メソポタミア文明時代やイタリア中央部の

 

エトルリア人の持ち物にも見られ、

 

焼く温度によって色合いも違ってきます。

 

また木内克は活動終盤に差し掛かると

 

轆轤や型を使わないやり方に移行しています。

 

木内克はパリでの生活中の作品として

 

ネコをモチーフにした物が多く、これにも

 

テラコッタの技術がもちろん使われていました。

 

なおテラコッタは藤田嗣治や福沢一郎と交流を重ね

 

研究した事により習得しています。

 

また師匠のアントワール・ブールデルの

 

無駄のない洗練された特徴を受け継いでいるのも

 

木内克の作風となります。

 

 

 

一人の女性をモチーフにしているのも特徴

 

また松平須美子と言う女性をモチーフにした作品も

 

木内克を代表する作風の一つです。

 

松平須美子は木内克の作品を敬愛しており、

 

自らモデルに志願したと言われています。

 

松平須美子は木内克の作品の精神性についても

 

深く理解しており、ポーズを求めなくても

 

自身から情熱を表し、それがそのまま作品として反映。

 

また力強さと温かさのある作品ともなり、

 

3回の新樹会において出展すると

 

大きな反響を起こしました。

 

なお松平須美子と木内克は

 

結婚することはなかったようですが、木内克が

 

「女」や「エーゲ海に捧ぐ」、「女の顔」と言った

 

作品などを発表する中で、モデルとして使ったのは

 

松平須美子だけでした。

 

 

 

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