1979年にスイスのレマン湖畔にある小さな町ニヨンで、イタリア人のカルロ・クロッコ氏が創業。古い固定概念を打ち破る独創性なアイデアがふんだんに取り込まれている時計メーカーです。
1980年にバーゼル・フェアへ出品した時計は、金のケースとラバーベルトを採用した革新的なものでした、当時の常識からすると余りに斬新すぎたため、スイスの時計業界からは奇異の目で見られました。しかし、ジョルジオ・アルマーニやルチアーノ・ベネトンなど、イタリアのファッションデザイン界の重鎮に支持され、ギリシャ国王やスペイン国王をはじめとするヨーロッパ各国の王族にも愛用者を増やしています。
2005年に発表された「ビッグバンシリーズ」は、ウブロのフラッグシップとして多くの人々に支持を得て人気を獲得しています。
「ビッグバン」
ラグジュアリーさとタフさをもった腕時計で、軽量かつ耐久性に優れているカーボン製のケースを使用してスケルトンの文字盤が特徴的です。デイトディスクなどの内部構造が見える仕様になっています。その後も更なる大型ケースの「キングパワー」シリーズを発売し人気に拍車をかけています。近年では自社ムーブメントである「UNICO」の実装や、グランドコンプリケーション部門を創設するなど、その技術力にも磨きをかけています。
「ビッグバン ウニコ」