
宝石
札幌南店
血赤珊瑚ネックレス
買取金額
300,000円
希少な白甲を贅沢に使用した、白甲眼鏡のお買取です。
一般的に鼈甲とは、海亀の一種で〈タイマイ〉と呼ばれる亀の甲羅のことを言います。タイマイは赤道を中心とした南北15度内外の海中に棲息している亀です。タイマイの甲羅は背甲・腹甲・爪などから形成されます。
中国で瑁細工の工芸品が作られたのは6世紀末頃のことで、8世紀(唐の時代)になると盛んに制作されるようになったのだそうです。日本における鼈甲の歴史も古く、遡ること飛鳥・奈良時代。聖徳太子が小野妹子を隋に遣わせ、日本国内にタイマイがもたらされました。
鼈甲のグレードにおいて最高に希少とされているのが〈白甲〉です。腹甲及びふち甲の飴色の甲羅だけで作られたものを指し、他に類を見ない鼈甲特有の飴色の美しさは上品で深みがあます。採取量が少ないため、希少価値を含め最高級とされています。
お買取したこちらの眼鏡は、肉厚で大振りな総白甲のフレームが印象的です。光沢もあり、状態も大変良好であったため高価買取となりました。
くらや独自の買取システムにより、店舗ごとの買取価格差はありませんのでご安心ください。