
骨董品
本店営業部
印籠|煙草入|根付
買取金額
48,000円
お買取した象牙製の琴柱をご紹介します。
〈琴柱〉(ことじ)とは、弦楽器である箏(そう)の胴の上に立て、弦を支え、位置によって音の高低を調節する道具です。習い始めは使うことが無いようですが、音調(音階)が増えるにつれ使われます。
琴柱の形状は、新富士(柱が富士の裾野のように広がる安定形状)・新雲井(柱はストレート型、足幅は中間のサイズ)・高砂(柱はストレート型、足幅は細身)の3種類です。琴に使う物とよく間違われますが、琴は弦を押さえて音を奏でるため琴柱は使用されません。
箏本体の素材は、殆どが桐です。細工されている部分には紅木・紫檀・花梨・鯨骨・象牙などが使われています。また、高級な琴柱に使用される素材の多くは象牙です。
今回お買取したこちらの琴柱も、象牙で作られています。
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