1948年（昭和23年）〈見返り美人〉の5面シートをお買取しました。

〈見返り美人 5面シート〉とは、1948年（昭和23年）に切手趣味の週間記念（切手趣味週間）として発行された切手です。浮世絵の祖とも称される〈菱川師宣〉の作品が採用されたことも、人気を高める一つの要因となりました。

切手の大きさは縦6.35cm×横2.6cmで、日本一大きな切手としても知られています。

切手コレクター用として発行されたことや、発行枚数が150万枚と少なく希少性が高いこと、浮世絵を切手の題材とすることが当時非常に珍しかったことなどが重なり、絶大な人気を誇った切手です。

1991年と1996年にはフルカラーの切手と、月に雁と一緒になった切手が〈復刻版〉として発行されたことからも、人気の高さが伺い知れます。

こちらの切手は1948年発行の単色5面シートで、見返り美人の中で一番高額買取が期待できる切手です。