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端渓硯 書道具

買取価格
80,000
買取品目
書道具
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買取方法
出張買取

鑑定士からのコメント

書道具〈端渓硯〉のお買取をしました。
端渓硯は、中国広東省肇慶市にある爛柯山の渓谷から穫れる端渓石から作られた硯です。端渓硯は墨を剃る力を安定させ、溜めた墨は伸びや色も良いとされています。

 

端渓石が硯に使用されるようになったのは唐代からのこと。日本へは、量産可能となった宋代に伝来しました。端渓硯は時代によって名称が違うため、〈端州石硯〉〈端渓紫石硯〉などといった複数の呼び名があるのも特徴です。

 

紫色を基調とした綺麗な石ですが、中には淡緑色の斑点を持つものも。これは中生代に棲息していた虫の化石が変質してできた文様で、〈眼〉と呼ばれています。端渓石の眼にも様々なものがあり、インコ眼・珊瑚鳥眼・鴉眼・猫眼などといった名称がついています。

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