骨董品
本店営業部
印籠|煙草入|根付
買取金額
48,000円
お買取した観音像の〈珊瑚彫刻〉のご紹介です。
海で生活する腔腸動物が作り上げた、樹木のようなコロニーの骨格部分にあたる珊瑚。有機質宝石である珊瑚の主成分は炭酸カルシウムです。
宝石となる珊瑚は〈貴重珊瑚〉と呼ばれるもので、その中でもベニサンゴ・アカサンゴ・モモイロサンゴ・シロサンゴ・ミッドサンゴが宝石として用いられます。骨董品における貴重珊瑚は、その美しさゆえ仏教の七宝に数えられ、非常に高価で貴重な宝として扱われました。
観音菩薩立像が彫刻されたこちらの作品は、穏やかな表情と頭部にあしらわれた花の彫刻が印象的です。お品物の状態も良好であったため、高評価となりました。
珊瑚は素材として使用できる大きさに育つまで100年以上かかるとされており、真珠のような養殖もできないため希少価値は年々高まっています。ご自宅に眠ったままの珊瑚彫刻がありましたら、『くらや』までぜひご連絡ください。
くらや独自の買取システムにより、店舗ごとの買取価格差はありませんのでご安心ください。