
日本刀・鎧
郡山店
鎧兜 十二間筋兜
買取金額
150,000円
無銘の日本刀をお買取しました。
日本刀は現在各都道府県の教育委員会が管理しており、所持するには〈登録証〉という物が必要です。長さ・形状によって〈太刀〉〈刀〉〈脇差〉〈短刀〉などに区別されており、日本文化を象徴する美術品とも言えます。
〈脇差〉とは、長い刀を本差しと呼ぶことの対とした短い刀の呼び名です。一尺(30.3cm)から二尺に満たない刃渡りの物を指します。
脇差は主に、刀の予備としてや室内などで使用することを前提に作られており、概ね刀の補助的な物とされていました。
脇差は士分階級でなくても所持できたため、江戸時代には裕福な商家向けの華やかな脇差が多く作られます。実用性もさることながら、美術・芸術的な色合いを強く持った刀で、現代に作られる刀の雛形になったと言っても過言ではないものでした。
こちらの日本刀は、作者の名前が刻まれていない〈無銘〉の脇差で、特徴から制作年代は約500年ほど前の室町時代後期の作品ということが分かります。無銘ながら作風も良く、代々大切に伝えられてきたお品物でした。
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