
切手
水戸駅前店
新高額切手 10円
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〈昭和立太子礼記念切手〉のお買取です。
大正4年(1915年)11月、京都御所紫宸殿にて大正天皇即位の礼が執り行われ、翌年11月に裕仁親王(後の昭和天皇)の立太子礼が行われました。1916年11月3日(大正5年)に発行された〈昭和立太子礼記念切手〉はこれを記念して発行された切手です。〈立太子〉とは日本の天皇・中国の皇帝の皇子等を跡継ぎとして太子に立てることを指し、東アジアにおいて広まった儀礼です。
1銭5厘と3銭の図案は〈おしどり模様〉と言われるもので、印刷色は緑と赤が使われました。1銭5厘は日本初となる3色刷り、3銭の切手は2色刷りが採用されていることが特徴的です。当時の印刷技術では一度の印刷で多色刷りが不可能だったことから考えると、複数色でズレなく印刷されたこちらの切手は特別な切手であると言えるでしょう。
もう1つの10銭切手は〈儀式のかんむり〉。皇太子が儀式で着用する空頂黒幘と呼ばれる冠が台座の上に置かれている、青色2色刷りのデザインです。
〈おしどり模様〉の発行枚数が1200万枚程なのに対し、〈儀式のかんむり〉の発行枚数は8万6000万枚と言われていることから、希少性と人気がともに高い切手となっています。
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