
絵画
札幌南店
平山郁夫 リトグラフ
買取金額
150,000円
川瀬巴水の肉筆画をお買取しました。
肉筆画は〈肉筆浮世絵〉とも呼ばれています。版画では、絵師の他に彫師・摺師・版元の四つの担当で細かく分業されますが、肉筆画の場合は分業せず作者一人で描いているのが特徴です。そのため版画よりも力量が出やすいと言われており、多くの浮世絵版画家が肉筆画を残しています。
川瀬巴水は1883年5月に東京の新橋で生まれ、大正から昭和にかけて活躍した浮世絵師・版画家です。衰退した日本の浮世絵版画を復興するべく、新しい浮世絵版画である新版画を確立した人物として知られています。川瀬巴水は、月・雨・雪といった描写も行い、詩情性の高いその作風から〈旅情詩人〉と称されることも。近代風景版画の第一人者であった川瀬巴水は〈昭和の広重〉などとも呼ばれていました。
川瀬巴水の肉筆画は活動時期から海外で支持されており、欧米においては葛飾北斎や歌川広重等と並んで人気があります。
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