
古銭・古紙幣
郡山店
中国古銭 刀幣 五字刀
買取金額
600,000円
地方貨〈秋田四匁六分銀判〉をお買取しました。
秋田四匁六分とは、江戸時代末期のいわゆる幕末期に秋田藩によって製造された銀判(銀貨)です。
江戸幕府は貨幣の私鋳を禁止していましたが、時代が下がるにつれ地方領域内での限定使用を条件に鋳造を認めるケースがありました。秋田四匁六分銀判はこれに該当します。
秋田四匁六分銀判は、額面を有するコインというより四匁六分(17.2グラム)の重さを持つ〈銀地金〉という意味合いが強いものでした。ほぼ純銀という品質の良さも相俟って、古くからコレクターに人気の貨幣です。
発行枚数は少なくはありませんが、奇抜なデザインと作りが簡素なことから偽物が多く流通しています。
こちらの秋田四匁六分銀判には目立った流通の痕跡がないため、大口の取引で使用された後に退蔵されたものだと考えられます。
くらや独自の買取システムにより、店舗ごとの買取価格差はありませんのでご安心ください。