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中国拓本 大唐三蔵聖教

買取価格
100,000
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鑑定士からのコメント

お買取した中国拓本〈大唐三蔵聖教〉のご紹介です。

〈拓本〉とは、伝統的な器物の転写の方法の一つで、木や石碑、器物にある文字や文様などを墨で紙に転写したものです。拓本には、和紙の上から釣鐘墨などを使って写す〈乾拓〉と、生乾きの状態の画仙紙から拓本用の墨を使って移す〈湿拓〉の二種類の方法があります。

 

拓本は、中国における唐の時代以前にはすでに発明されてたようです。石碑や器は、歴史的価値は高い反面、風化などによって表面が欠け解読が困難になることもしばしば。拓本の広まりによって、石碑などを傷付けずに文字を転写することが出来るようになりました。

 

中国拓本の代表的なもののひとつである〈大唐三蔵聖教序〉は、咸亨312月に弘福寺の僧である懐仁が、東晋の書聖である王羲之の行書を集字して石に刻し建てた碑の拓本です。歴史的にとても価値の高いものであるのはもちろん、王羲之の行書を一番正しく広めている事で知られています。

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