Case 買取実績
骨董品
本店営業部

鉄瓶 鈴木盛久

買取価格
150,000
買取品目
骨董品
作家名
鈴木盛久
付属品
共箱
買取店舗
本店営業部
買取方法
出張買取

鑑定士からのコメント

伝統ある南部鉄器の老舗〈鈴木盛久〉の三足手取釜をお買取しました。
鈴木盛久は代々受け継がれている名前です。現在の鈴木盛久は〈熊谷志衣子〉という女性で、15代目となります。

 

鈴木盛久の歴史は、1625年に南部家の本国甲州より鈴木越前守縫殿家綱がお抱え鋳物師として雇われたところから始まっています。藩政時代から15代続く老舗・鈴木盛久工房は、草案から完成まで一貫生産を行っており、日本国内のみならず海外でも高い評価を受けています。

 

南部鉄器は、17世紀頃から岩手県の盛岡市や奥州市で作られてきた鉄鋳物の総称です。鉄鋳物とは、溶かした鉄を鋳型に流して形をつくる技法のこと。主に茶釜や急須、鉄瓶や鍋のなどの生活雑器がつくられています。その中でも特に有名なのが南部鉄瓶です。形は丸型・平丸型・棗丸型・南部型などといったものがあり、紋様も桜・菊・牡丹・馬・亀など多様に存在します。

 

こちらの鉄瓶は、未使用状態と思われるとても状態の良い逸品です。鎖自在鉤付で注ぎ口下に銘が入っています。共箱も付属しており、高価買取となりました。

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