
骨董品
本店営業部
印籠|煙草入|根付
買取金額
48,000円
帝室技芸員として名高い〈初代諏訪蘇山〉の青磁香炉です。
1851年に石川県金沢市で生まれた初代蘇山は、明治から大正時代にかけて活躍した陶芸家です。1873年に任田屋徳次から陶画を学び、青磁・白磁・彩磁・窯変の法等の釉薬の研鑽に努め、中国砧青磁の写しを得意としていました。
1914年には朝鮮で高麗窯再建に携わり、宮内省帝室技芸員に選出されます。1921年の聖徳太子1300年忌等に際し作品を献上したことでも有名です。
仏具における香炉は、燭を供えるための燭台・華を供えるための華瓶とともに三具足の一つとされています。
お買取したこちらの青磁香炉は、初代蘇山の得意な技法を生かした色合い美しい青磁の香炉です。銀製の火屋にも緻密な細工が施されています。共箱もあり保存状態も良かったため、高価買取となりました。
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