Case 買取実績
骨董品
本店営業部

森川杜園 奈良一刀彫

買取価格
450,000
買取品目
骨董品
作家名
森川杜園
付属品
共箱
買取店舗
本店営業部
買取方法
出張買取

鑑定士からのコメント

奈良人形師〈森川杜園〉 による至極の木彫御置物をお買取しました。

 

森川杜園(1820年~1894年)は、幕末から明治時代に活躍した彫刻家・歌人です。〈奈良一刀彫りの祖〉〈幕末明治の名人〉と言わしめた人物として知られています。
奈良一刀彫を独習し、1855年頃春日有職奈良人形師となった森川杜園は、奈良一刀彫の名人としてその名を馳せました。動物、特に鹿の作品が巧妙で、能・狂言にも優れた作品を残しています。
残された傑作として、明治天皇に献上した〈舞楽納蘇利置物〉・〈法隆寺九面観音模像〉等があります。

 

〈奈良一刀彫〉は、奈良を代表する工芸品で〈奈良人形〉とも呼ばれています。一刀で彫り上げたような大胆なタッチと、金箔や胡粉、岩絵具などで施した彩色が特徴の木工品で、素材にはヒノキやヒバなどが用いられます。

 

今回お買取したこちらの作品は、一部に若干の色ハゲ等はありましたが、総じて状態が良好でした。共箱も付いておりましたので、高額査定となりました。

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