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松山店
2020/08/06

愛媛県松山市 ダイヤモンドの買取|宝石 ジュエリー 婚約指輪|プロの鑑定士が丁寧に査定

5:01 am

 

こんにちは。

ダイヤモンドをはじめ、宝石・ジュエリーなどの買取専門店『くらや松山店』です。

 

宝石の中でもとくに人気の高いダイヤモンド。結婚指輪や婚約指輪として、誕生日のお祝いによく選ばれるジュエリーです。また、フォーマルから普段使いまで、ネックレスやリング、ブレスレットなどのアクセサリーでもおなじみ。ダイヤモンドと人々のつながりや、評価基準である〈4C〉についての説明を中心に、まとめてご紹介します。

ダイヤモンドの価値と宝石

ダイヤモンドとは

〈宝石の王様〉と呼ばれるダイヤモンド。地球上でいちばん硬い石として知られ、カットすると美しく光り輝く姿が人々を魅了してきました。結婚や婚約でプレゼントするのは、永遠に輝き続けることと、その硬さのイメージから、絆を固く結んで永遠の愛を誓い合うといった思いが含まれています。

 

宝石の中でも筆頭格のダイヤモンドは、カット次第でどこまでも美しく、また採掘量も限られるため希少性が高いのが特色です。マリッジリングやエンゲーリジングのほか、4月の誕生石としてバースデープレゼントに選ばれる機会も少なくありません。

ダイヤモンドの歴史

ダイヤモンドは地球の鉱物の中でも、非常に古い歴史を持っています。最古級のダイヤモンドは今から約45億年前に誕生したものです。

 

ダイヤモンドが非常に硬いというのはよく知られています。インドでダイヤモンドの原石が発見された古代、あまりに硬いのでその内側に秘められた輝きを引き出す加工技術がないまま時間が過ぎていきました。しかし、魔除けの効果があると信じられていた当時、ダイヤモンドは宝石というよりお守り、今のパワーストーンのように使われていたようです。

 

輝くダイヤモンドがこの世に誕生したのは、15世紀のこと。ベルギーでダイヤモンドの原石を研磨する技術が発明されると、次々とジュエリーの主役として扱われるようになります。

 

〈インド石〉とも呼ばれていたダイヤモンドは、長らくインドでしか見つかっていませんでした。しかし、18世紀から19世紀にかけて、南米や南アフリカをはじめ世界各国でダイヤモンドの採掘が始まると、瞬く間にダイヤモンドの産出は伸び、人々のアクセサリーの需要は高まりました。

 

巨大なカラットのダイヤモンドの中には、歴史的に多彩なエピソードとともに語り継がれるものもあります。現在、アメリカのスミソニアン博物館にある〈ホープダイヤモンド〉もその一つです。《呪いのダイヤモンド》と呼ばれることもあるこの大きなダイヤモンドは、最初、フランスのルイ14世のもとにありましたが、子供や孫に次々と先立たれる不幸に。受け継いだルイ16世と王妃マリーアントワネットは、フランス革命で断頭台の露と消えてしまいます。その後、19世紀前半に買い取った銀行家は破産。それから何人かの手に渡りましたが、いずれも不幸が訪れてしまったため、博物館に保管されているという逸話です。

ダイヤモンドのカラットとは

ダイヤモンドとセットで付いてくる〈カラット〉という言葉。カラットというダイヤモンドの評価基準を設けているのはGIA(アメリカ宝石学会)。カラットはダイヤモンドをはじめ宝石の重さを識別する単位です。

 

カラットはボリュームではなく、あくまで石の重量のこと。そのため、1カラット=0.2g換算で宝石を判断する大切な目安に使われています。

 

カラットの数字が大きいほど重く、大きなダイヤモンドということになります。0.1カラットのダイヤモンドの直径は3.0mm程度。0.5カラットになると5.2mmほどまで大きくなるので、そのぶん価値も上がります。

 

世界最大のダイヤモンド原石と呼ばれる〈カナリン〉はなんと3,106カラット。約620gもの巨大なダイヤモンドです。また、巨大なカラットで歴史に名を残す〈ホープダイヤモンド〉は発掘時112.5カラット。ルイ14世の時代に69カラットになって、現在は45.42カラットと半分ほどに加工されて小さくなりました。それでも迫力満点の見た目です。

 

このほか19世紀半ばからエジプトの将軍やカルティエ、ブルガリなどを渡り歩く〈パシャ・オブ・エジプト・ダイヤモンド〉は現在36.22カラット。1947年にタンザニアで発見された〈ウィリアムソン・ダイヤモンド〉は54カラットの原石でした。イギリスのエリザベス女王の結婚祝いのときにブリリアンカットされて23カラットに。その後、1953年の戴冠式にあわせてエーデルワイスの花をデザインしたブローチへとカルティエが仕立て、大切にされています。

 

このように、カラットの大きなダイヤモンドは、歴史上の人物やその時代に活躍した人々の手に渡りながら、さまざまなエピソードを生み出し続けてきました。

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ダイヤモンドの価値を評価するには

ダイヤモンドの価値を判断するときに広く使われている評価基準があります。それが〈4C〉と呼ばれるものです。

4つの評価基準〈4C〉

・カラット(Carat) 重さや大きさ

・カット(Cut) 見た目のプロポーション

・カラー(Color) 色

・クラリティ(Clarity) 透明度

 

このうち、最初の2つは肉眼で違いが区別しやすい基準です。一方、後半の2つは肉眼で判別しづらいため専門の顕微鏡などでチェックします。

 

カラット(Carat)

カラットが大きいほど見た目のボリューム感もアップします。ただ、ダイヤモンドの見た目の大きさはカットのしかたで変わりやすいので、正確な重量が大切です。

 

カラットが大きなダイヤモンドほど希少性が高く、高値で取引される傾向があります。

カット(Cut)

原石から研磨・加工してはじめてダイヤモンドは光り輝きます。そのため、カット技術の高いものほど、ダイヤモンドの輝きが増すということ。4つのCの中でも、唯一人間の手によって大きく左右されるのがポイントです。

 

最近、以前ならGoodカットの評価になっていたダイヤモンドも、Fairカット評価に選別されるケースが増えてきました。そのため、Fairカット評価の中にもカットグレードの高いお得なものを見つけられる機会が増えています。

 

カットグレードの高いダイヤモンドになると、キューピットと呼ばれる8つのアローとハートが観察器具で確認できます。こうしたダイヤモンドはプロポーションとシンメトリー(対称性)にすぐれたものに出やすい特徴があります。

 

ちなみに、ダイヤモンドのカットグレードは、

 

・総合評価:《Proportion Finish

・シンメトリー:上から見たときのカットバランスの対称性

・ポリッシュ:研磨面の滑らかさ

 

3つの基準がよく使われます。この3つともエクセレントと呼ばれる最高評価を得たダイヤモンドはとくにトリプルエクセレント(3EX)として珍重されます。

カラー(Color) 色

ダイヤモンドは、無色に近づくものほど高評価になります。グレードが下がるものほど黄色みがかってくるのが特徴です。

 

最高ランク D(無色)>E>F>G>H>I>J>K~~>Z(黄色が強い)

 

といった細かなレベルで評価されます。

 

なお、カラーの評価基準は非常に厳しいため、肉眼でDEHIなど、1グレードの差を見分けるのはまず不可能といわれます。無色にこだわる場合でもH以上のものを選べば十分にダイヤモンドの美しさを味わえるでしょう。

クラリティ(Clarity) 透明度

無色かどうかを判別するカラーと間違いやすいですが、ダイヤモンドの透明度とはとく含有物の有無をチェックして評価されるものです。

 

最高ランク(含有物が目立たない)FlIFVVS1VVS2VS1VS2SI1SI2I1I2I3(含有物が目立つ)

 

クラリティは専門家が拡大検査で10倍の状態から総合的に判断します。インクルージョンと呼ばれる含有鉱物がどれほど混じっているか、その位置や大きさ、数、色などが主なチェック項目です。

 

ちなみに、価格と透明度のバランスが良いといわれるのはS11S12。肉眼ではほとんどわからない程度のインクルージョンが含まれる状態です。

鑑定書があれば安心

ダイヤモンドのグレードの客観的な評価がわかるものに、中央宝石研究所や全国宝石学協会が発行しているグレーティングレポート(鑑定書)があります。

 

鑑定書にはプロポーションやカラット、サイズ、カラーグレードやクラリティグレード、カットの総合評価などダイヤモンドを正確に評価するのに大切な情報が詰まっています。

 

ダイヤモンドを手に入れたときには、必ずこのグレーティングレポートも大切に保管するようにしましょう。

ダイヤモンドの価値は永遠に…。

古くからその美しい輝きで人々を魅了してきたダイヤモンド。巨大なカラットには、歴史的なエピソードが語り継がれるダイヤモンドもあるなど、不思議な魅力を放っています。

 

一方で、ダイヤモンドの評価基準は非常に厳格に定められています。グレーティングレポート(鑑定書)を見れば、そのダイヤモンドの価値が客観的に判別できるのです。

 

これからも、結婚や婚約、誕生祝いから日常使いのアクセサリーまで、ダイヤモンドの価値は輝き続けるでしょう。

 

 

『くらや松山店』では、しっかりと知識のあるプロの鑑定士が在籍しています。素材の分からないダイヤモンドはもちろん、ルースだけのダイヤモンド、古いダイヤモンドも丁寧に鑑定いたしますので、お気軽にご相談ください。

 

皆様からのお電話・ご来店を心よりお待ちしております。

 

 

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