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2016.11.02
着物

Chloé(クロエ)

Chloé(クロエ)の歴史と概要

1952年エジプト系パリジャンのギャビー・アギョンによって創業しました。パートナーのジャック・ルノワールと共に、オートクチュールとプレタポルテ(高級既製服)の統合したコレクションに需要が高まっていることに最初に気付き、既製服市場の草分け的存在とされています。パリのペルシエ通りに本社があります。

 

クロエの登場する以前、高級店ではオートクチュール(注文服)のみを取り扱っていました。富裕層にはオートクチュールで十分であったが、一般層は地方の裁縫師が作る質の劣るコピー商品を着ていました。ギャビー・アギョンは1950年代のファッションの堅苦しさを嫌い、また市場とのギャップも感じたことから「ラグジュアリー・プレタポルテ」と称して、高品質でかつソフトでボディコンシャスな既製服を高級生地を使って作ることを思い立ちます。1970年代パリのグリボーバル通り3番に第1号店をオープンさせ、70年代を象徴させるブランドの一つになります。以降、有望なアートデレクターと積極的に作品を展開し、2008年より香水を展開しました。当初は「クロエ」のみであったが、2013年より「シー・バイ・クロエ」も登場し、いずれも20代女性を中心に日本でも幅広い支持を集めています。