三坂耿一郎(みさかこういちろう)
福島県郡山市出身の彫刻家(本名:政治)は
1908年5月に福島県郡山市で生まれました。
その後1929年に私立郁文館中学校を出ると
東京美術学校彫刻科へ入学します。
そこでは直土会を率いた建畠大夢や
老人と猫の彫像が知られている朝倉文夫。
男性裸像や『平和祈念像』が知られている
北村西望と言った、官展の三羽烏から学びました。
29歳の時に東京美術学校彫刻科を出ると
東京美術学校彫刻研究科へ進学し
第1回新文部省美術展覧会において出品した
『若い女』で初入選を果たしています。
また官設美術展においても活躍を続け
1940年には裸婦像が有名な清水多嘉示から学びます。
その翌年にはイタリアへ渡り
彫刻についての理解をさらに深めます。
1947年には日本美術展覧会で特選となり
1972年には同じく日展で文部大臣賞を受賞。
1995年8月に息を引き取ります。
他の代表作としては『壺中天』や
『フォルム1』などがあります。
作風
三坂耿一郎の作品は、細やかな日常的な
女性の動作を捉えている所にあります。
また写実性に拘らず穏やかな雰囲気も感じられる所も
三坂耿一郎の特色と言われています。
作品の設置場所について
また三坂耿一郎の作品はその穏やかな作風により
東京都練馬区には『邂逅』や『壷中天』と言った
作品群が見られたり、また遺族により故郷の福山市に
多数の作品が送られています。
他に熊本市の武蔵塚公園には
『宮本武蔵像』が置かれていたり、
『ゆあみ』が郡山市の仮設住宅と展示場である
ビッグパレットふくしまの間にあります。
これらの作品は、多くが人々が自由に見られる
パブリックアートとして設置されています。
特に熊本市と郡山市に関しては
いずれも震災が2010年代に起こった場所でもあるので、
とても意味合いが強いものだと考えられます。
他の福島県郡山市出身の彫刻家
そして同じ福島県郡山市出身の彫刻家としては
三木宗策がいます。
三木宗策は1891年12月に生まれ
木彫に写実的な表現を取り入れた作家として
知られています。
三坂耿一郎と三木宗策が出会った
と言う資料は見当たりませんが
どちらの作家の作品も、福島県立美術館に
保管されています。
令和となったこれからの時代、
平和のモニュメントとしても見つめ直したり
その土地の風土を感じると言う意味でも
三坂耿一郎などの作品に触れて学ぶと
良いかもしれません。
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