飯塚小玕斎は、1919年に東京都に生まれました。
23歳で東京美術学校油画科を卒業すると
戦後、栃木市立高等女学校で
約10年間講師を務めています。
復員後は、父である飯塚琅玕斎から指導を受け
竹工芸の修行に打ち込み、近代の竹工芸の確立にも
大きな役割を担っていた父の下
厳しい修行にも耐え抜くと、
28歳の時には第3回日展に出品し
初入選を果たしました。
3年後に小玕斎を受け継ぎ、1953年、第9回日展で
北斗賞を受賞しています。
43歳で日展会員になりましたが
自身の制作活動も平行して行っており、
1974年には日本伝統工芸展で文部大臣賞を受賞、
翌年には
日本伝統工芸展朝日新聞社賞を受賞しました。
その後は鑑審査委員、理事などを歴任しています。
1979年から1982年には、正倉院宝物の
竹工芸品の調査研究を行い
自身の創作活動にも活かしました。
これらの功績が認められ
飯塚は1982年、63歳の時に、竹工芸の分野で
重要無形文化財保持者に認定されています。
また、そのほか紫綬褒章や
70歳の時には勲四等旭日小綬章を受章しました。
飯塚小玕斎は、父から厳しく竹工芸の指導を受け
束編、氷烈編、竹刺編など
多種多様な技法を習得していました。
その確かな技術に裏打ちされ
生み出される作品はどれにも
品格が備わっています。
初期の頃の飯塚小玕斎は
照明器具、壁面装飾などの作品を
多く制作していました。
金属、アクリルなどの
木とは異なる素材を組み合わせるなどし、
斬新なアイデアの作品を発表しています。
やがて竹本来の素材を活かした技法を使った作品に
傾倒していきました。
また、それらの技法をさらに高め
独自に考案した精緻な編組技法を尽くし
竹本来の素材の特徴を生かした
芸術性溢れる力強い作品に辿り着いています。
飯塚は日本伝統工芸展を
自らの創作活動の中心に据え、
独自の作風を活かした作品を発表し
数々の賞を受賞しました。
また、自身の制作活動と合わせて
正倉院宝物の竹工芸の調査研究、後進の指導にも
力を注ぎ竹工芸の発展と普及に尽力しました。
作品は海外でも高い評価を受けています。
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