三重県を代表する文化勲章受章者である
川喜田半泥子。
ここでは氏の来歴や
作品を中心に紹介します。
川喜田半泥子は明治11年11月に
三重県津市にて生まれました。
また実家は三重県の中でも偉大な地位を持ち、
200年以上の歴史がある豪商として有名です。
そう言った、不自由なく文化に接する事の出来る
環境もあってか、川喜田半泥子は
経済や芸術、食関係にも精通しており
交友関係も広かったと言われています。
もちろん陶芸にも造詣が深く
幼少時から、古くから使われている茶道具で
茶を飲んでいた事が
陶芸家としての原点とも言われています。
また、川喜田半泥子は企業人としても
功績を残しました。
様々な世界経済の危機を
三重県津市に構える百五銀行の重役として乗り切り
さらに県議経験もあります。
なお陶芸家としての実績も称えられていますが
彼自身は陶芸を趣味と捉えており
販売などは行っていません。
販売を前提としないのもあってか
川喜田半泥子の作品の特徴は
自由で何も縛りがなく、独創性に富んでいる
と言われています。
また使っても飽きる事がなく
色使いやラインが穏やかで
川喜田半泥子自身の性格を
反映しているようだとも言われます。
代表作としてはまず
『麗手茶碗 銘 雅茶子(がちゃこ)』
を取り上げる事が出来ます。
上野動物園のゾウの花子の足に似ている事から
花子がタイにいた時の名前
(ガチャコ)から命名しています。
他には『黒織部茶碗 銘富貴』
『刷毛目茶碗 銘 これはこれは』などがあります。
川喜田半泥子は自宅に窯場を作り
様々な陶磁器をベースに技法を組み合わせて
作品を作りました。
例えば薄い黒無地の茶碗である瀬戸黒。
佐賀県北西部発祥である唐津。
朝鮮王朝時代に生まれた粉引など。
それらに色絵や刷毛目などの技術を織り交ぜました。
川喜田半泥子は昭和38年10月に息を引き取りましたが
陶芸作品にみられるその自由な作風の理由は
元々が陶磁器のみに縛られた制作活動ではなく、
様々な文化に触れやすかったからとも考えられます。
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