生活の中で耳にする『人間国宝』という言葉は
正式名称ではなく
実は通称である、ということを知っている方は
多くはないのではないでしょうか。
人間国宝とは正確には
「重要無形文化財の保持者」を差し、
「人」そのものではなく
その人や集団が体得する高度な「技」が
重要無形文化財に認定された状態です。
この重要無形文化財保持者を
通称『人間国宝』と呼んでいるのです。
無形文化財保持者の認定が制定されたのは
1954年のことです。
1950年に文化財保護法が施行され
衰亡の恐れがある無形文化財が
国によって保護される様になり
1954年にこの無形文化財保持者の
認定制度が決定されました。
ちなみに最初に認定が行われたのは
翌年の1955年で
30名ほどが選ばれています。
認定された技は保持者が亡くなると共に
一旦認定が解除されてしまう為、
文部科学省では毎年
新たな保持者の認定や解除を
行っているそうです。
人間国宝として認定される分野には
「芸能」「工芸技術」と種類があり、
その中でさらに細分化されています。
また、保持者としての分類も
個人なのか団体なのかといった形で
「各個認定」「総合認定」「保持団体認定」の
3種類があります。
ここでは大まかに
それぞれの分類について紹介します。
☆芸能分野
能楽、文楽、歌舞伎、組踊、
音楽、舞踊、演芸、雅楽の
8分野に分かれています。
ちなみに文楽とは
人形浄瑠璃の系譜の1つのこと、
音楽は長唄や三味線、尺八などです。
☆工芸技術分野
陶芸、染織、金工、漆芸、木竹工、
人形、手漉和紙などに分かれています。
ここから陶芸の中でも色絵磁器・備前焼…、
染織物の中でも刺繍や
染物・織物・伊勢型紙…など
かなり広く分野ごとに分かれていきます。
★各個認定
いわゆる人間国宝の認定です。
重要文化財に指定された技を
高度に体現または体得している人が認定されます。
★総合認定
宮内庁式部職楽部や伝統長唄保存会など、
個人に認定される各個認定と異なり
2人以上で技を体得または体現する
団体の構成員に対して認定されます。
認定は主に芸能分野が中心です。
★保持団体認定
社会法人などの団体への認定です。
工芸技術で挙げると
「柿右衛門製陶技術保存会」や
「輪島塗技術保存会」など、
その技術の性質上
技術を保持する人が多くいる場合に
その人たちが構成している団体が認定されます。
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