
もくじ
愛媛県松山市、イオンスタイル松山の3階にある
買取専門店 くらや 松山店の買取スタッフです。
当店では、茶道具・掛軸・陶磁器・中国美術などの骨董品から、ブランド品や貴金属まで幅広くお買取りしております。
近年ご相談が増えているのが、
「価値が分からないまま保管されている陶磁器」です。
その中でも今回ご紹介するのは、日本を代表する名窯――
酒井田柿右衛門の作品。
今回は、西条市のお客様より出張買取でお預かりした「陶額」をもとに、
・初代柿右衛門とは
・13代・14代人間国宝の特徴
・査定ポイント
・出張買取のメリット
を、実例を交えて詳しくご紹介いたします。
酒井田柿右衛門の歴史は、17世紀の初代柿右衛門から始まります。
初代は、日本で初めて本格的な色絵磁器を完成させた人物とされており、
現在の「柿右衛門様式」の基礎を築きました。
その特徴は、
・乳白色の美しい素地(濁手)
・余白を活かした構図
・赤を基調とした繊細な色絵
この完成度の高さは当時のヨーロッパにも衝撃を与え、
ドイツのマイセンなど、西洋磁器の発展にも影響を与えたとされています。
つまり初代柿右衛門は、単なる陶工ではなく、
世界の陶磁器史に名を刻む存在なのです。
現在、初代に近い時代の作品は極めて希少で、
市場に出回ること自体が非常に少ない貴重な存在となっています。
初代が築いた技術と美意識は、代々受け継がれ、
「柿右衛門様式」として確立されていきます。
この様式の最大の魅力は、
“余白の美”と“繊細な色彩”のバランスです。
華やかすぎず、それでいて存在感がある。
日本的な美意識が詰まった焼き物として、国内外で高い評価を受けています
13代柿右衛門は、現代における柿右衛門様式の復興に大きく貢献した人物です。
特に評価されているのが、
途絶えかけていた「濁手技法」の復元。
この功績により、人間国宝に認定されました。
13代の作品は、
・伝統に忠実
・上品で落ち着いた色使い
・静けさのある美しさ
が特徴で、現在の買取市場でも非常に評価が高い世代です。
14代柿右衛門もまた、人間国宝として認定されている名工です。
13代の伝統を継承しながらも、
・現代的な構図
・柔らかい色彩表現
・インテリア性の高さ
など、新しい価値観を取り入れています。
骨董としてだけでなく、
現代美術としての評価も高い世代です。
先日、西条市にお住まいのお客様より、出張買取のご依頼をいただきました。
「実家の整理で骨董品がいくつか出てきたので見てほしい」とのことでお伺いすると、和室には長年保管されていたお品物が並んでおり、掛軸や茶道具、古い陶磁器などがまとめられていました。実家整理の際によく見られる光景ですが、その中に思わぬ価値のあるお品が紛れていることも少なくありません。
一点ずつ拝見しながら査定を進めていく中で、お客様が「これもあったので一応見てもらえますか」と差し出されたのが、木箱に入ったままの額装されたお品でした。
普段は飾ることもなく、長年そのまま保管されていたとのことでしたが、箱を開けて拝見した瞬間に、ただのインテリアではないことが伝わってきました。
中に収められていたのは、色絵の陶板を額装した陶額。余白を活かした構図と、柔らかく上品な色彩で描かれた意匠は非常に完成度が高く、全体から作家性が感じられるお品でした。確認を進めたところ、14代柿右衛門の作風に通じる陶額である可能性が高く、しっかりと評価させていただきました。
陶額というお品は、皿や花瓶と比べると認知が低く、「飾るもの」あるいは「贈答品」という認識のまま扱われてしまうことが多いジャンルです。今回のお客様も「いただいたまま箱に入れっぱなしで、価値があるとは思っていなかった」とお話されていました。
しかし実際には、柿右衛門のような作家の作品であれば、陶額であっても十分に評価対象となります。特に14代柿右衛門の作品は、伝統を守りつつ現代的な感性も取り入れられており、美術品としての評価も高い分野です。
また今回のように、木箱に入ったまま保管されていたこともあり、状態が良好であった点もプラス評価につながりました。作品の価値と状態を踏まえ、しっかりとご説明したうえでお買取りさせていただきました。
査定後、お客様からは「ずっとしまったままで気にもしていなかった」「処分しなくて良かった」とのお言葉をいただき、私たちとしても印象に残るご依頼となりました。
骨董品の買取では、このように他のお品の査定の中から価値のある一点が見つかるケースが多くあります。特に実家整理の場面では、箱に入ったまま長年保管されているお品が思わぬ評価につながることも少なくありません。
また陶額のようなお品は、飾られていない場合は存在自体が忘れられていることも多く、店頭へ持ち込まれる機会が少ないのが実情です。出張買取であれば、ご自宅にあるお品をそのまま拝見できるため、こうした見落とされがちな価値をしっかりと見つけ出すことができます。
「箱に入ったままになっているものがある」「何か分からないけど気になるものがある」そういったお品がございましたら、ぜひ一度まとめてご相談ください。思いがけない価値が見つかることも、決して珍しいことではありません。
査定の際には、以下の点を重視します。
・代(初代〜何代目か)
・技法(濁手かどうか)
・状態(欠け・ヒビなど)
・付属品(共箱など)
・作品の種類(陶額・皿・花瓶など)
特に、13代・14代の作品は安定した評価があり、
状態次第ではしっかりとした査定額につながります。
当店は松山市にございますが、
愛媛県内全域への出張買取に対応しております。
今回のように西条市をはじめ、
・今治市
・新居浜市
・伊予市
・東温市
など、幅広い地域からご依頼をいただいております。
出張買取は、
・重たい陶器を運ばなくていい
・大量でもその場で査定可能
・ご自宅で完結
といったメリットがあり、非常にご好評いただいております。
もちろん、査定料・出張費は無料です。
今回のように、柿右衛門作品の査定をきっかけにご相談いただく中で、他にも価値のあるお品が見つかるケースは少なくありません。
人間国宝の作品は骨董品の中でも特に評価が高い分野であり、柿右衛門に限らず、
・今右衛門(色鍋島)
・藤原啓(備前焼)
・荒川豊蔵(志野焼)
・徳田八十吉(九谷焼)
など、日本を代表する作家の作品は現在でも高い評価を受けています。
しかし実際には、
・作家名が分からない
・箱に入ったまま長年保管されている
・価値があるかどうか判断できない
といった理由から、本来の価値に気づかれないままになっているお品も多く見受けられます。
今回のお客様のように、「見てもらって良かった」「処分しなくて正解だった」と感じていただけるケースも多く、私たちとしてもその一つひとつのご縁を大切にしています。
骨董品は一点だけではなく、まとめて拝見することで初めて見えてくる価値も多く、思いがけないお品に評価が付くことも決して珍しいことではありません。
「これは売れるのかな?」と思ったそのタイミングが、査定のきっかけとしては最適です。
価値があるものを知らずに手放してしまう前に、ぜひ一度ご相談ください。
【店舗情報】
買取専門店 くらや 松山店
所在地:愛媛県松山市天山1丁目13-5 イオンスタイル松山3階
営業時間:10:00~19:00(年中無休)
お問い合わせ:089-950-4334
駐車場 : あり/無料 1,140台
出張査定・相談無料|予約不要|初めての方も安心