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2025.08.28
松山店

松田正平の絵画をお持ちの方必見|愛媛県 松山市で美術品の売却は「買取専門店 くらや 松山店」にお任せください

はじめに─

11:27 am

買取専門店 くらや 松山店では、日本画や油彩、版画といった美術品の買取、出張買取を日々行っております。
その中には、長年ご自宅に眠っていた作品や、代々受け継がれてきた思い出深い品も多く含まれます。

査定に携わる中で、私たち自身も驚かされるのは、そうした数ある作品の中から、ときに美術史に名を残すような有名画家の作品に出会えることです。思いがけず高名な画家の絵が押し入れや蔵から見つかることもあり、お客様と一緒に「これは本当にすごい作品だったのですね」と感動を分かち合う瞬間は、この仕事ならではのやりがいでもあります。

このブログでは、そうした数ある美術品の中から、戦後日本を代表する画家・松田正平の作品《四国犬》を取り上げ、初めての方にもわかりやすく、その魅力や価値についてご紹介していきます。

 

松田正平とはどんな画家か

松田正平(1913-2004)は、山口県生まれの洋画家であり、戦後日本の美術界に独自の足跡を残しました。東京美術学校(現・東京藝術大学)で学んだのち、戦後の混乱期を経て、独自の表現を模索し続けました。

彼の作品は、豪華絢爛なものや技巧を凝らしたものではなく、むしろ「素朴さ」や「親しみやすさ」を大切にしています。花や人物、動物といった身近な題材を描きながらも、どこか力強さや生命力を感じさせるのは、松田の筆遣いや色彩が本質を捉えているからです。

また、彼の作品は「観る人に安らぎを与える」と言われることも少なくありません。これは、松田自身が華やかな評価よりも、日常に寄り添う絵画を追い求めた姿勢の表れでしょう。派手な装飾や技巧に頼らず、シンプルな構図の中に温かみを込めることで、鑑賞者は自然と絵の中に引き込まれていきます。

さらに注目すべきは、彼が生涯にわたって「等身大の視点」を大切にした点です。身の回りにある花瓶の花や庭先の犬、そして近隣の人々――こうした題材をあえて大げさにせず、ありのままに描くことにこだわりました。その誠実な視点こそが、松田正平の画風を形作り、今日まで人々の心を惹きつけているのです。

松田正平と動物画

松田正平は、花や人物など身近な題材を好んで描きましたが、その中に犬や猫といった動物も数多く含まれています。特に動物を描いた作品には、画家の人柄や世界観がよく反映されています。

彼の描く犬や猫は、写真のように細部を写し取った写実画とは異なります。毛並みや筋肉の質感を緻密に描くのではなく、動物の「存在感」や「息づかい」を、力強くも温かい筆致で表現しているのです。シンプルな線と大胆な色の組み合わせからは、不思議な迫力と親しみやすさが同時に伝わってきます。

また、動物画に込められた眼差しは、松田正平の人間観とも重なります。彼は動物を単なる題材として扱うのではなく、対等な存在、共に生きる仲間として見つめていました。そのため、松田が描く犬や猫は、観る人に「守りたい」「寄り添いたい」という気持ちを自然に抱かせるのです。

《四国犬》という題材の特別さ

四国犬は、日本固有の犬種で、柴犬や秋田犬と並ぶ「日本犬」の一つです。勇ましい顔つきと引き締まった体つきが特徴で、昔から猟犬として活躍してきました。

松田正平がこの四国犬を描いた背景には、単なる愛らしさや可愛らしさを超え、日本犬が持つ「強さ」や「忠誠心」を表現したいという思いがあったと考えられます。四国犬は、自然と共生してきた日本の文化を象徴する存在でもあり、その野性的で凛とした姿は絵画の題材としても非常に魅力的です。

さらに、四国犬は高知県を中心に飼育されてきた歴史を持ち、愛媛や四国地方に暮らす人々にとっては身近な存在です。松田がこの犬を描いたことは、地域との深いつながりを示すものであり、まさに土地の文化や生活を写し取った作品と言えるでしょう。

《四国犬》に込められた表現と魅力

11:27 am

《四国犬》の最大の魅力は、松田正平が得意とする「省略と強調」の手法にあります。背景や細部をあえて描き込まず、犬そのものの輪郭や目つきに焦点を当てることで、観る者の印象に強く残る作品へと仕上がっています。

例えば、四国犬の鋭い目や引き締まった体は、ほんの数本の線で表されていますが、その線には迷いがなく、動物の持つ力強さが伝わってきます。余計な装飾を排することで、犬本来の生命力が一層際立っているのです。

また、松田の色彩は素朴でありながらも大胆で、犬の存在感をより際立たせます。観る人は、まるでそこに本物の四国犬が佇んでいるかのような迫力を感じ、同時に温かさも受け取ることができます。こうした表現の妙こそが、松田作品の普遍的な魅力なのです。

美術市場での評価

松田正平は、生前から多くの美術愛好家やコレクターに支持され、展覧会や画集を通じて広く知られてきました。没後20年以上が経った現在も、その人気は衰えることなく、安定した需要を誇っています。

特に《四国犬》のような動物画は、松田作品の中でも希少性が高いジャンルです。花や人物画に比べて市場に出回る数が少なく、愛好家にとっては見逃せない存在となっています。そのため、美術オークションや画廊では注目されやすく、作品の保存状態やサイズによっては高額で取引されることもあります。

さらに、松田正平は「親しみやすい画家」として一般層からの人気も高いため、専門的な美術ファンだけでなく幅広い層に需要があります。これは作品の市場価値を支える大きな要因の一つです。

松田正平作品の真贋ポイント

美術品の売買において、真贋の確認は欠かせません。松田正平の作品も例外ではなく、専門的な鑑定を必要とします。

まず重要なのは**署名(サイン)**の確認です。松田は作品に独特の筆致で署名を残しており、その筆跡や配置が本物であるかどうかの判断材料となります。

次に画風の一致です。松田特有の簡潔で力強い線や、柔らかいながらも芯のある色彩が表れているかどうかがチェックされます。また、作品の制作年代の検証も欠かせません。キャンバスの質や額縁の形状、使用されている絵具の特徴などからも時代性を読み取ることができます。

そして最後に、鑑定書の有無が大きなポイントになります。信頼できる鑑定機関による証明は、作品の価値を裏付けるものとなり、買取価格にも大きな影響を与えます。

松田正平作品を売るなら「買取専門店 くらや 松山店」へ

松田正平の作品、とくに《四国犬》のような動物画は、市場でも高い評価を受けており、希少性の高さから多くの愛好家やコレクターに求められています。しかし、その価値を正しく判断できるのは、美術品を専門に扱う鑑定士がいるお店だけです。

くらや 松山店は、愛媛県松山市を拠点に数多くの美術品・骨董品の買取実績を積み重ねてきました。店舗は天山のイオン内にあり、アクセスが便利で安心してご利用いただけます。また、愛媛県全域で**出張買取(査定費・出張費無料)**にも対応しており、「持ち運びが大変」「まずは見てほしい」といったご要望にも柔軟に応えられます。

さらに当店は、全国規模の販売ルートを持つため、地域に根ざしながらも広い市場を背景にした適正な評価が可能です。大切な作品を「ただの絵」としてではなく、芸術作品としてふさわしい価格で評価いたします。

松田正平作品の売却を検討されている方は、まずはお気軽に「買取専門店 くらや 松山店」にご相談ください。

最後に─

松田正平の《四国犬》は、単なる犬の絵ではなく、四国の文化や自然、そして人と動物の共生を映し出す作品です。素朴ながらも力強い筆致は、観る人に深い感動を与え、世代を超えて愛され続けています。

こうした作品を手放すとき、単に「売る」という行為ではなく、その背景にある歴史や想いを大切にすることが重要です。「本当に価値があるのか?」「どんな人に引き継がれるのか?」といった不安や疑問をお持ちの方も多いでしょう。

だからこそ、信頼できる専門店での取引が欠かせません。美術品としての正しい評価を受けることで、作品が持つ本来の価値をきちんと理解し、納得した形で次の持ち主へと託すことができます。

松田正平の《四国犬》を売却される際には、安心して任せられる専門店を選ぶことが大切です。その選択肢のひとつとして、「買取専門店 くらや 松山店」を思い出していただければ幸いです。

 


松田正平の絵画をお持ちの方必見|愛媛県 松山市で美術品の売却は「買取専門店 くらや 松山店」にお任せください

【店舗情報】
買取専門店 くらや 松山店
所在地:愛媛県松山市天山1丁目13-5 イオンスタイル松山3階
営業時間:10:00~19:00(年中無休)
お問い合わせ:089-950-4334

駐車場 : あり/無料 1,140台
出張査定・相談無料|予約不要|初めての方も安心

 

 

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【KURAYA】松山店へご相談ください。

買取専門店 くらや 松山店
電話089-950-4334
営業時間10:00~19:00
住所愛媛県松山市天山1丁目13-5 イオンスタイル松山3階
アクセス 伊予鉄道横河原線 いよ立花駅より徒歩7分

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