
〈鼈甲とは〉
鼈甲(べっこう)は、タイマイというウミガメの甲羅から作られる伝統的な工芸素材です。独特の艶と美しい飴色、そして時間とともに深まる色合いが特徴で、日本では古くから櫛(くし)や簪(かんざし)、眼鏡、帯留め、アクセサリーなどの装飾品として重宝されてきました。
〈鼈甲の歴史〉
鼈甲の歴史は非常に古く、日本には奈良時代(8世紀ごろ)に中国や東南アジアとの交易を通じて伝わったと考えられています。当初は貴族や上級武士など、限られた階級の人々が装飾品として使用していました。
江戸時代には長崎の出島を通じて輸入されたタイマイの甲羅を用いて、日本独自の加工技術が発展。特に長崎や鹿児島、東京などが鼈甲加工の中心地となり、非常に精巧な工芸品が生み出されました。明治時代になると海外にも輸出され、日本の鼈甲細工は「Tortoiseshell Craft(トータスシェルクラフト)」として高い評価を受けました。
しかし20世紀後半になると、タイマイの乱獲による個体数の減少が国際的に問題視され、1973年に発効したワシントン条約(CITES)によって、タイマイおよびその製品の国際取引は原則禁止されました。これにより、日本国内でも新たな鼈甲製品の製造は大きく制限され、現在では過去に作られた骨董品や中古品が流通の中心となっています。
〈鼈甲製品の価値と特徴〉
鼈甲の価値は、以下のような要素で決まります。
当店では現在、鼈甲製品の買取を強化中です。ご自宅に眠っている鼈甲の櫛(くし)、簪(かんざし)、帯留め、眼鏡、ネックレス、ブローチなどがございましたら、ぜひこの機会にご相談ください。
近年、鼈甲製品はその美しさと希少性から、骨董品やアンティークアクセサリーとして再評価されています。特に明治・大正・昭和初期の作品や、熟練の職人による手作り品は需要が高まっています。
【査定無料・即現金化】
当店では、本鼈甲かどうかの判定はもちろん、保存状態やデザインなどを総合的に判断し、適正かつ高額で買取をしております。査定は無料、キャンセル料もかかりません。お持ち込み・出張買取などご要望にお応えいたします。
【壊れていても買取OK】
割れや欠けのある鼈甲製品でも買取が可能な場合があります。素材としての価値があるため、「処分するしかない」と諦めていたお品物でも、ぜひ一度ご相談ください。
【他店で断られた方も歓迎】
「これは本物か分からない」「古すぎて値段がつかないと言われた」――そのようなお品でも、鼈甲専門の知識を持つ当店ならしっかりと評価いたします。状態・種類にかかわらず、まずはお気軽にご相談くださいませ。
皆様のご来店を心よりお待ちしております!
★★「買取専門店 くらや 札幌南店」の所在地と来店経路★★
住所:〒064-0919 札幌市中央区南19条西8丁目1-21 電話:011-211-5558
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