
愛媛県松山市で買取を行っている「買取専門店 く ら や 松山店」です。
近年、高値で取引されている珊瑚を本日はご紹介します。
珊瑚は、仏教において「七宝」の一つとされ、特に赤珊瑚は縁起が良いとされています。そのため、
江戸時代には、珊瑚を使った根付や帯留めが大流行。
特に細かい彫刻を施したものは、今でも骨董品市場で高値がつきます。
本日は処分前に相談いただき、買取金額に大変喜んでいただけた原木珊瑚のエピソードをお伝えします。
愛媛県松山市にお住まいのご高齢の女性が松山市天山にあるイオンの店舗に来店されました。
「父が昔、海で集めた珊瑚がたくさんあるんですけど、価値があるんでしょうか?」
詳しく話を聞くと、彼女の父親は昔、船を持っており、漁の合間に海岸で流れ着いた珊瑚を拾い集めていたとのこと。長年倉庫に眠っていたが、整理のために捨てようかと思っているとのことでした。
「一度査定してもらえますか?」ということで、早速ご自宅へ向かうことに。
ご自宅に到着し、案内されたのは離れにある古い倉庫。扉を開けた瞬間、驚きの光景が目の前に広がりました。
大量の原木珊瑚が山のように積まれていたのです!
長年放置されていたため、表面には少し汚れや風化が見られましたが、中には 赤珊瑚、桃珊瑚、白珊瑚 など、さまざまな種類の珊瑚が混ざっていました。
お客様自身も価値がわからず、「これはゴミみたいなものよね?」と半信半疑の様子。しかし、鑑定士としてひとつひとつ確認すると、非常に価値の高い珊瑚が多数含まれている ことがわかりました。
査定の結果、一部は装飾品や加工用として十分価値があることが判明。
買取金額を提示すると
お客様は「こんな価値があるなんて信じられない!」と驚きながらも、大変喜んでいただきました。
捨てようと思っていた品が高価買取になりお客様に喜んでいただけた時が
鑑定士として最も嬉しい瞬間です。
今回は「珊瑚」についてお伝えします。
是非、最後までお付き合いください。
珊瑚(サンゴ)は、単なる海の生き物ではなく、ジュエリーや工芸品、文化的なシンボルとして古くから人々に愛されてきました。その中でも「赤珊瑚・白珊瑚・黒珊瑚・青珊瑚」の4種類は、それぞれ異なる特徴と価値を持っています。本記事では、それぞれの珊瑚の違いや価値について詳しく解説していきます。
特徴
価値と用途
価格の傾向
大きさや形状が整ったものは更に高額
特徴
価値と用途
価格の傾向
純白のものは希少で、高額で取引されることも。
特徴
価値と用途
価格の傾向
彫刻が施されたものは特に人気があり、高額取引されることもある。
特徴
価値と用途
価格の傾向
天然の美しい青色を持つものは希少で、高価になることも。
珊瑚は古くから日本と中国の両国で珍重されてきましたが、その価値観や文化的な意味合いには大きな違いがあります。日本では宝飾品や仏具として扱われることが多い一方、中国では富や権力の象徴として重宝されてきました。本記事では、日本と中国における珊瑚の価値観と文化の違いを探っていきます。
歴史的な背景
日本では、奈良時代や平安時代にはすでに珊瑚が装飾品として使用されていました。江戸時代に入ると、珊瑚はより身近なものとなり、特に武士階級や裕福な商人が好んで使用するようになりました。
宝飾品としての価値
日本では、血赤珊瑚や桃色珊瑚が高級なジュエリーとして扱われており、特に高知県沖や小笠原諸島産の珊瑚は高く評価されています。
仏教との結びつき
このため、珊瑚は装飾品としてだけでなく、宗教的な意味合いも持つ貴重な素材とされています。
珊瑚の環境保護意識
近年、日本では珊瑚の乱獲を防ぐための保護活動が進められています。ワシントン条約(CITES)により、特に高級珊瑚の採取や輸出が規制されており、持続可能な資源管理が求められています。
歴史的な背景
中国では、古代より珊瑚は「富と権力の象徴」として扱われてきました。特に、明代・清代の皇帝たちは珊瑚を非常に珍重し、官僚の位を示す「珊瑚の冠飾り」などにも使用していました。
富と権力の象徴
中国では、赤珊瑚(血赤珊瑚)は「幸福・繁栄・長寿」を象徴すると考えられています。そのため、
風水や伝統医学での利用
珊瑚に対する需要と市場の影響
中国では近年、珊瑚の人気が急上昇しており、特に富裕層の間で血赤珊瑚のコレクションが流行しています。そのため、日本の珊瑚市場にも影響を与え、
違法取引や密輸が問題化 するケースも増えています。
珊瑚の買取現場では、思いがけない発見や驚きのエピソードがたくさんあります。
また「買取専門店 くらや 松山店」では珊瑚製品を高価買取中です。
ネックレス、指輪、ブローチ、帯留めなど使っていないお品がありましたら
是非、お持ちください。
ご来店お待ちしております。