
もくじ
出張買取とは、鑑定士が直接お客様のご自宅や指定の場所へ訪問し、査定・買取を行うサービスのことです。売りたい品物を持ち運ぶ必要がなく、特に大型の家具や骨董品、貴金属、掛け軸、絵画などの買取に便利な方法です。
近年では、リサイクル意識の向上や高齢化社会の影響もあり、自宅にいながら買取が完結する出張買取の需要が増えています。
出張買取と店舗買取は、それぞれメリット・デメリットがあります。
出張買取 | |
手軽さ | 自宅にいながら査定・買取が可能 |
対応品目 | 大型品・数量が多いものもOK |
査定時間 | 自宅でじっくり査定 |
即金性 | その場で現金買取が可能(業者による) |
安心感 | 自宅で査定されるため、不安を感じる方もいる |
店舗買取 | |
手軽さ | 自分で店舗まで持ち込む必要あり |
対応品目 | 持ち運び可能なものが対象 |
査定時間 | 店舗の混雑具合により待ち時間あり |
即金性 | その場で現金受け取り可能 |
安心感 | 店舗の対面で安心して査定を受けられる |
売りたい品物が多い・大きい
引っ越しの際に不要になった骨董品や美術品を売却したい
実際に買取業者と相談しながら査定を進めたい場合
どちらを選ぶべき?
出張買取と店舗買取、どちらが良いかは売りたい品物や状況によって異なります。
もし「これはどちらで査定してもらうべき?」と迷われたら、お気軽にご相談ください!経験豊富な鑑定士が、お客様に最適な方法をご提案いたします。
出張買取をしていると、さまざまなお客様との出会いがあります。中には、驚くようなお宝に遭遇したり、心に残るエピソードがあったりと、買取の現場はまさに一期一会。今回は、印象的だった出張買取のエピソードをご紹介します。
① 「茶箪笥の奥に眠っていた名工の茶碗」
ある日、松山市内のお宅へ出張買取に伺いました。お客様は「家を整理しているけど、何が売れるのか分からないので、見てもらえますか?」とのこと。さっそく拝見すると、家具や掛け軸、茶道具などがありましたが、「これは!」と驚いたのが、茶箪笥(ちゃだんす)の奥にひっそりと置かれた茶碗でした。
埃をかぶっていましたが、持ち上げた瞬間に手触りが違う。よく見ると、高名な陶芸家の作品で、しかも共箱付き。お客様に「これは名工の作品です」とお伝えすると、「え?おばあちゃんが昔お茶を習っていたときのものらしいけど、そんなにすごいものなの?」と驚かれていました。査定額を伝えると、「まさかこんなに価値があるとは!」と大変喜ばれました。
② 「おじいさんの宝物だった軍用時計」
別の日、古い蔵の整理をしているというお客様のもとへ出張しました。「倉庫を片付けていたら、よく分からないものが出てきたので見てほしい」とのこと。見せていただいたのは、古い軍用時計。
よく見ると、第二次世界大戦時の日本軍が使用していたもので、非常にレアな逸品でした。お客様は「祖父が戦時中に持っていたものらしいけど、こんなものにも価値があるの?」と半信半疑。しかし、当時の軍用時計は海外のコレクターにも人気があり、査定額は予想を超える高額に。
「祖父がずっと大事にしていたものだから、ただ捨てるのは忍びなかったけど、価値を知ることができてよかったです」と感謝され、私も嬉しくなった出来事でした。
③ 「本棚の奥に眠っていた直筆サイン入りの書」
「古い本がたくさんあるけど、どれも価値があるのか分からない」というご依頼を受け、本の買取査定を行ったときのこと。書棚の奥に、一冊だけ異様な存在感を放つ本がありました。取り出してみると、なんと有名作家の直筆サイン入りの初版本!
お客様に「これはとても貴重なものですよ」と伝えると、「え!?ただの古い本だと思ってた!」と驚かれました。よく調べると、作家が個人的に贈った本で、部数が少なく市場では非常に価値が高いことが判明。査定額をお伝えすると、「まさか本がこんなに高く売れるなんて…」と感激されました。
④ 「押し入れの奥から出てきた幻のウイスキー」
あるご家庭の遺品整理で伺った際、「お酒がたくさんあるけど、飲めないし処分したい」という相談を受けました。見せてもらうと、未開封のブランデーやウイスキーがズラリ。中には、海外のコレクターが探し求めている「幻のウイスキー」が!
特に、サントリーやニッカのビンテージウイスキーは高額査定になることが多く、今回も希少価値のある一本が見つかりました。お客様は「ずっと押し入れに眠っていたお酒が、まさかこんなに価値があるなんて!」と驚き、買取が成立。「これで家の片付けも進むし、お酒好きな人のもとへ渡るなら嬉しいです」と喜ばれました。
⑤ 「捨てる寸前だった掛け軸がまさかの名品!」
「古い掛け軸がたくさんあるけど、価値が分からないから全部捨てようと思って…」というお客様。念のため拝見すると、なんと有名な日本画家の作品が含まれていました!
掛け軸の中には、江戸時代の絵師のものや、昭和初期の巨匠の作品があり、どれも市場価値が高いものばかり。「これは捨てるのはもったいないです!」とお伝えし、査定額を提示すると、お客様は「え!そんなに!?もう捨てる寸前だったのに…」と驚愕。
こうした「価値があるとは思わなかった」というケースは意外と多く、改めて「物の価値を見極めることの大切さ」を感じたエピソードでした。
出張買取でのお宝発見は意外なところに!
出張買取をしていると、お客様自身が価値に気づいていないお宝に出会うことが多々あります。長年家にあったものが思わぬ高額査定になることも珍しくありません。
もしご自宅に「これは売れるのかな?」と思う品があれば、ぜひ一度査定をご依頼ください!
思わぬお宝が眠っているかもしれません。愛媛県松山市での出張買取なら、経験豊富な鑑定士がしっかりと査定いたします!
出張買取を行っていると、お客様から「これは高く売れる?」とよく質問を受けます。実際の査定時に頻繁に聞かれる質問と、それに対するプロの視点をまとめました。
答え:必ずしも高額とは限りません。
骨董品やアンティークは「古いだけ」ではなく、「希少性」や「状態の良さ」が価格を決めるポイントになります。例えば、江戸時代の茶碗でも大量に生産されていたものはそれほど高値にならないことも。一方で、明治・大正期の工芸品でも作家ものや保存状態が良ければ高額査定になることもあります。
✔ポイント
答え:無名でも価値がある場合があります!
ブランドや作家の名前が分からない骨董品や工芸品でも、高額査定になることがあります。たとえば、昔の職人が手作りした漆器や陶磁器は、ブランド名がなくても美術的価値が高いことがあります。
✔ポイント
答え:ものによりますが、価値がある場合も!
特に古い陶磁器や掛け軸、屏風などは、傷や欠けがあっても価値がある場合があります。例えば、中国の古い陶器や茶碗は、割れていても修復して使われることがあり、珍しいものなら欠けがあっても高値がつくことがあります。
✔ポイント
答え:プラチナ、象牙、べっ甲、珊瑚なども高価買取対象!
金や銀のアクセサリーだけでなく、プラチナや天然素材(象牙・べっ甲・珊瑚)なども高値がつくことがあります。特にべっ甲や珊瑚は、現在新しく採取が制限されているため、貴重なものとされます。
✔ポイント
答え:希少なものなら高額査定の可能性あり!
すべての切手や古銭が高く売れるわけではありませんが、特定の年代や発行枚数が少ないものはコレクター需要が高くなります。特に、日本の「プレミア切手」や、「大判小判」などの江戸時代の貨幣は、高額で取引されることがあります。
✔ポイント
答え:作家・年代・保存状態が重要!
茶道具や掛け軸は、特に作家の名前が大きなポイントになります。有名な陶芸家や書家の作品なら、思わぬ高値がつくことも。また、茶道具は使われる材質(純銀・金蒔絵・古伊万里など)によっても価値が変わります。
✔ポイント
答え:登録証があれば買取可能!
日本刀は、文化財的価値があるものも多く、現在もコレクターに人気があります。ただし、売却には**「銃砲刀剣類登録証」**が必要です。登録証がない場合は、事前に登録手続きを行う必要があります。
✔ポイント
出張買取では、意外なものが高額査定になることがあります。例えば…
・ 昭和レトロなおもちゃ(ブリキのロボット、超合金など)
・ 古いカメラやレンズ(ライカ・ニコン・キャノンのフィルムカメラ)
・ 昔の洋酒や未開封のブランデー(レミーマルタン、ヘネシーなど)
・ 軍隊の記念品や勲章(戦前の軍服・軍刀など)
出張買取では、「これ売れるの?」と思っていたものが、思わぬ高額査定になることもあります!
もし「これは価値があるのかな?」と迷っている品があれば、お気軽に買取専門店 くらや 松山店(イオン松山店内)ご相談ください。
プロの査定士がしっかりと価値を見極めます!
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