
こんにちは。切手や初日カバーの買取を行っている買取専門店『くらや松山店』です。愛媛県で切手の買取をご希望される方は、ぜひ『くらや松山店』をご利用ください。
今回は〈中国切手〉についてのお話です。
中国切手とは、中華人民共和国建国後の1949年10月より中国郵電部郵政総局から発行された切手のことをいいます。正式には〈新中国切手〉と呼ばれており、切手の中でも非常に価値の高いものが多いです。
近年の中国における景気上昇に伴い、富裕層による投機目的での購入も増えていることから、中国切手の希少価値は更なる高騰をみせています。日本国内にある中国切手を求めて中国のコレクターが来日するほど、その人気と需要は高まっているのです。
時代ごとの文化や歴史が図案で表現されている中国切手は、見るだけで中国の歴史を感じることができますよね。中国切手の希少価値が高い理由について、歴史を辿りながらご説明していきましょう。
文化大革命は、1966年から約10年間に渡り中国で巻き起こった思想改革運動です。毛沢東主席の主導下で行われた〈無産階級文化大革命〉と呼ばれるこの事件は、中国社会を未曽有の混乱に陥れ、全世界に大きな衝撃を与えました。
文化大革命は〈古い中国思想や中国文化の破壊〉が主な思想でした。これにより、それまで作られていた中国切手の殆どが処分されてしまいます。大革命以前に誕生した中国の文化的な歴史遺産や切手の現存数が少ないのは、こういった背景によるものなのです。
大革命以前の中国切手は政治色が強く、大きな特徴は単色で裏に糊がついていないこと。毛沢東や天安門など、改革に関する有益な資料となる絵柄が多く使用されていました。
大革命中の中国切手は〈文革切手〉と呼ばれ、毛沢東をモチーフとした絵柄で埋め尽くされているのが特徴です。題材としては毛沢東が語った〈毛沢東語録〉が多くあります。発行枚数が少なかったこと、切手収集が禁止されていたこと、さらには国外への輸出も禁止されていたことから、希少性が高く買取市場において需要が高いです。
プレミア切手が多い中国切手ですが、特に貴重とされている切手をご紹介します。
投機買いの対象となることもあるほど高値で取引される中国切手。その中でも〈赤猿〉は、最も有名なプレミア切手と言えるでしょう。正式名称は〈子ザル〉で、赤い背景に毛の1本1本まで緻密に描かれた幼い猿の絵が印象的です。
赤猿は、中国で初めて発行された年賀切手〈十二支切手〉シリーズの第一弾として発行されました。文化大革命終結宣言後に発行されましたが、まだ中国が騒乱の中に合った1980年。発行枚数の少なさやコレクションとしての切手保有が禁止されていたことから、希少価値が高いとされています。
現在市場で流通している赤猿切手の大半は、中国への旅行客が自国に持ち帰ったものなのだそうです。切手の表面にまぶされた金粉が残っているものや、状態の良いものは高価買取が期待できるでしょう。
〈オオパンダ〉も文化大革命の時代に発行された中国切手です。愛くるしいパンダの絵柄が印象的ですが、2回にわたって発行されたことも大きな特徴となっています。
1963年に発行されたものは〈一次〉、1973年に発行されたものは〈二次〉と称されるオオパンダ。一次は3種類、二次は6種類存在します。二次の切手は日本の百貨店でも販売されていたことから、国内では一次の切手の方が高値で取引されやすいです。
1951年に発行された〈天安門図第5版〉には、中国北京にある天安門が描かれています。天安門図切手は第1版が1950年に発行され、第5版まで発行された切手です。文化大革命によりその多くが処分されてしまったことから、希少な存在になっています。
第3版と図柄はほぼ同じですが、額面価格が高いことと現存数の少なさから天安門図切手の中でも最高値が付けられている第5版切手。額面が10万や20万のものなどは、まさにプレミア切手です。
1968年に発行された〈毛主席の最新指示切手〉は、プレミア切手として赤猿に負けず劣らずの人気があります。毛主席は毛沢東のことを指しており、現在も中国国民から支持を集めているため、毛沢東を題材にした中国切手の人気は絶大です。
5枚の切手が連刷されており、毛沢東の肖像画とメッセージの文字を組み合わせたデザインとなっています。メッセージには社会主義への想いなどが込められているようです。
1967年に発行された〈毛主席の立派な兵士・劉英俊〉には、毛沢東に最も忠実に仕えていたとされる中国人民解放軍の戦士・劉英俊が描かれています。劉英俊は、毛沢東の腹心の部下というだけではなく、医療の普及に努めるのと同時に女男平等を成し遂げた人物です。
切手の図柄には、〈劉英俊〉〈毛沢東思想の学習〉〈毛沢東思想の実践〉〈毛沢東思想の宣伝〉〈毛沢東思想を守る〉〈毛沢東思想の一節〉の6種類があります。
1968年に発行された〈全国の山河は赤一色〉は、中国切手の中でも相当な高値がつく切手です。過去には、香港のオークションで未使用の切手に約4,300万円の値段がつけられたことも…。
使用済みであっても数百万円の価値がつくとされています。なぜそれほどまでに高値がつくのでしょうか?それは、図案ミスが原因で発行後すぐに回収されてしまったからです。
切手には、赤く塗られた中国の地図と毛沢東語録を掲げる民衆たちの姿が描かれています。〈全国の山河は赤一色〉だけでなく、文化大革命時代に発行された中国切手には赤色が多く採用されているのが特徴的ですね。
件の図案ミスが発見され騒動となったのは、発行からたったの半日。地図の中の台湾の部分だけが塗り忘れられ、白いままになっていたのです。切手をデザインしたのはワン・ウェイシェンという人物。後にメディアの取材に対し、「長い間、投獄されるのではないかと本当に恐れていた」と語っていたようです。
切手の適切な保管方法についてご紹介します。発行当時の製紙技術や印刷技術の限界で、現存している中国切手の中には印刷が薄れているものも…。劣化しているとその分価値が下がってしまいます。せっかくの貴重な切手ですから、正しい保管方法を知っておきましょう。
まず、触れる際には切手用のピンセットを使うようにしてください。指の僅かな皮脂でも変色の原因になってしまいます。
また、中国切手は日本の切手よりも繊細です。1枚ずつ保護フィルムに入れて、ストックリーフなどで保管することをお勧めします。ストックリーフは湿度の低い直射日光が当たらない場所に置き、湿気取りなどを一緒に置いておくと尚良いでしょう。
少しの折れやシミでも査定評価が左右されるので、保管と取扱いには十分注意してください。
先日遺品整理の買取をご依頼いただいたお客様のエピソードです。出張買取でご自宅までお伺いすると、そこにはお父様が収集されていたという切手のストックリーフがたくさんありました。
ご自身も少し切手に興味があり、「売るかどうか悩んでいて…。査定金額を聞いてから考えたい」とのことでした。『くらや松山店』の鑑定士がストックリーフと開いてみると、そこにはプレミア切手〈赤猿〉の姿が。お客様も赤猿について詳しくお調べになっており、「この赤猿が大本命です」と大変期待されていました。
他にもたくさんあったストックリーフに目を通していくと、〈牡丹シリーズ切手〉を発見。牡丹シリーズは1964年に発行された中国切手で、中国が原産国である牡丹が描かれています。繊細で美しい図柄が印象的で、特に全15種類が揃っていると高額査定が望める切手です。
どれも保存状態が非常に良かったこともあり、お客様が期待されていた以上の買取価格をご提示することができました。
仕分けがされていない切手も、『くらや松山店』では査定・買取が可能です。仕分けをしようと無理に素手で触ってしまうと、繊細な切手は破れたり変色してしまうことがあります。ストックリーフに入っている切手などは、取り出さずにそのままにしておいてください。
『くらや松山店』は、お客様の大切なお品物を1点1点丁寧に査定いたします。「物がたくさんあって運ぶのが大変」や「遠方のためなかなか持っていけない」とお悩みのお客様は、無料出張買取も行っておりますので、お気軽にご相談ください。
お客様のご来店・お電話を、心よりお待ちしております。
↓↓ くらや 松山店はこちらです ↓↓
今治市周辺の出張査定、出張買取も対応いたします!!
〈対応エリア〉
松山市、今治市、新居浜市、西条市、四国中央市、越智郡上島町、伊予市、東温市、久万高原町、松前町、砥部町、宇和島市、八幡浜市、大洲市、西予市、内子町、伊方町、松野町、鬼北町、愛南町、大島、伯方島、大三島、生口島、因島、弓削島、広島県尾道市、広島県三原市
などにお住いのお客様は出張買取も対応しています!!
店舗:くらや 松山店
住所:愛媛県松山市天山1丁目13-5 イオンスタイル松山3階
電話:089-950-4334
営業時間:10:00~19:00
定休日:なし