北海道札幌市中央区　人間国宝 芹沢銈介｜型絵染｜カレンダーの出張買取 | 骨董品などの遺品整理・買取は口コミで評判の買取専門店【くらや】

北海道札幌市で

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日本の骨董品・美術品・工芸品を高価買取する

札幌市中央区にある遺品整理専門店

『くらや札幌南店』にお任せください。

こんにちは。店長の大平です。

当店は遺品整理をはじめ、生前整理、

引越し前整理での不用品整理に関わる、

美術品、工芸品などの芸術品、骨董品、ダイヤ、

宝石、貴金属、ブランド品、腕時計、茶道具、

書道具、日本刀、象牙、アイヌ民芸、

木彫りの熊など民芸品、切手、古銭、

テレホンカード、商品券などを買取りいたします。

先日、生前整理のご依頼があり、

あれこれと整理をしていたところ、

人間国宝　芹沢銈介の作品に出会いました。

芹沢銈介は、国内外から高く評価された

20世紀を代表する日本の染色工芸家です。

静岡市生まれで、

“静岡市立芹沢銈介美術館”や

“芹沢銈介氏の功績をたたえる”石碑など、

静岡市の名誉市民として今でも

地元住民に親しまれている人物です。

それでは、芹沢銈介の横顔をご紹介いたします。

明治28年静岡市の呉服商に生まれました。

現在の東京工業大学にあたる工業図案科を

卒業すると、20代は商業デザインで活躍。

30代で生涯の師となる民芸運動の柳宗悦と、

沖縄の紅型に出会った事を契機に

静岡市内の紺屋に弟子入り。

そこで型染の技法を身につけ、

染色の道を歩き始めるのでした。

昭和9年39歳で、蒲田に染色工房を構え独立。

その後、

かつて衝撃を受けた紅型の技法を沖縄で学び、

染色工芸に取り入れています。

風景や自然をモチーフに図案化した作品は、

優れたデッサン力に加え、

それを特徴のある模様に仕立てるデザイン力が

高く評価されました。

昭和31年に重要無形文化財〈型絵染〉の

人間国宝に認定されると、

紫綬褒章をはじめ、勲四等瑞宝章を受章。

多くの人に愛される明快で温和な作風は

国外からも高く評価され、

昭和51年にフランス政府から招聘をうけ

パリで個展を開催し大成功をおさめました。

晩年を鎌倉で過ごした芹沢銈介は、

昭和59年88歳で永眠しました。

芹沢銈介の作品は古くから行われてきた

〈型染（かたぞめ）〉という染色技法を用い、

文字、植物、人物、風景、幾何学模様など、

実にさまざまなものがあります。

その種類も、着物、帯、のれん、屏風、額絵、

絵本など、多岐にわたり、

染色にとどまらず本の装幀、カレンダー、ガラス絵、

陶器の絵付け、看板や照明のデザインなど

幅広い分野で活躍しました。

芹沢銈介が創始した技法《型絵染》とは、

一般的な〈型染〉が職人の分業によって

制作されるのに対して、

作品の全工程をひとりで手がける手法です。

このことが人間国宝認定の理由にも

なったとされています。

今回出会ったのは、

昭和20年ごろから約40年間続けられた

［型染カレンダー］です。

1977年から1993年まで

毎年コレクションされていたそうです。

今でもこのカレンダーは、

芹沢銈介の遺志を継ぎ、

型も染も和紙も初期に等しい材料と

技法で製作し続けられています。

『くらや 札幌南店』は、

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