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2025.04.20
札幌南店

北海道の彫刻家〈安田侃〉の作品の買取は【買取専門店 くらや 札幌南店】にお任せくださいませ!

11:30 pm

安田侃について

北海道美唄市生まれの彫刻家〈安田侃(やすだ かん)〉をご存じでしょうか?

札幌駅JRタワーに設置されている、丸みを帯びた真ん中に通り抜け出来るほどの穴が開いている大理石のモニュメントの作家さんです。他にも東京国際フォーラムや渋谷区文化総合センター大和田などに設置されているモニュメントも安田侃の作品です。

安田侃はこのようなモニュメントの他、ブロンズ像や絵画なども手掛けております。当店は安田侃の作品全般を高価買取しております。

 

 

【安田侃の略歴】

 

彫刻家・安田侃(やすだ かん、1945年生まれ)は、北海道美唄市出身で、現在も自然と人々の心に寄り添う作品を創作しています。

 

〈学歴とイタリア留学〉

  • 1964:​北海道美唄東高等学校卒業
  • 1967:​北海道教育大学岩見沢分校美術専攻卒業
  • 1969:​東京藝術大学大学院彫刻科修士課程修了(舟越保武教室)
  • 1970:​イタリア政府の招聘により国費留学生として渡伊
  • 1970–1972:​ローマ・アカデミア美術学校でペリクレ・ファッツィーニ氏に師事​

 

〈創作活動と拠点〉

  • 1973:​イタリア・ピエトラサンタにアトリエを開設し、大理石とブロンズによる彫刻の創作活動を開始
  • 1992:​北海道美唄市に「アルテピアッツァ美唄」を開設
  • 現在:​イタリアと日本の2拠点で活動を続ける

 

〈主な受賞歴〉

  • 1992:​第42回芸術選奨文部大臣新人賞
  • 1994:​国際彫刻展賞(イタリア)
  • 1995:​世界のピエトラサンタ賞(イタリア)
  • 2001:​プッチーニ特別賞(プッチーニ財団)
  • 2002:​井上靖文化賞、村野藤吾賞(対象作品:アルテピアッツァ美唄)
  • 2008:​イタリア連帯の星勲章コッメンダトーレ章
  • 2009:​Japan Awards賞(伊日財団主催)
  • 2010:​ジャコモ・プッチーニ賞(プッチーニ財団)
  • 2010:​第64回北海道新聞文化賞(社会部門)
  • 2013:​北海道文化賞​

 

安田侃の主な作品

安田侃の作品は、北海道や日本国内に留まらず、海外の公共空間や美術館にも広く設置されています。

 

【日本国内】

  • 札幌駅 JRタワー(札幌):『妙夢』
  • 札幌創成川公園(札幌):​『風』『妙夢』『意心帰』
  • 北海道立近代美術館(札幌):​『無何有』『天秘』
  • セゾン現代美術館(長野):​『天聖』『天モク』
  • ベネッセアートサイト直島(香川):『天秘』
  • 宮崎県立美術館(宮崎):『天泉』
  • 東京都庭園美術館(東京):『風』
  • 東京ミッドタウン(東京):​『意心帰』『妙夢』
  • 東京国際フォーラム(東京):​『意心帰』『妙夢』
  • 横浜美術館(神奈川):​『回生』『無何有』『天泉』​

 

【海外】

  • ローマ(イタリア):​『意心帰』
  • フィレンツェ(イタリア):『天秘』
  • ニューヨーク(アメリカ):『天秘』
  • シドニー(オーストラリア):​『タッチストーン』
  • マンチェスター(イギリス):​『タッチストーン』
  • ピエトラサンタ(イタリア):『妙夢』
  • セントルイス(アメリカ):『帰門』​

 

【アルテピアッツァ美唄】

1992年に開設された「アルテピアッツァ美唄」は、安田侃の彫刻作品を中心とした野外美術館で、約7万㎡の敷地に約40点の作品が展示されています。​自然とアートが調和した空間で、訪れる人々に深い感動と癒しを提供しています。​

 

その他の代表作】

  • 『意心帰』:​ローマのトラヤヌス帝の市場に設置された大理石の彫刻。
  • 『天秘』:​フィレンツェのボーボリ庭園に設置された大理石の彫刻。
  • 『タッチストーン』:​シドニーのオーロラプレイスやマンチェスターのブリッジウォールに設置された青銅の彫刻。
  • 『帰門』:​セントルイスのシティーガーデンに設置された青銅の彫刻。​
11:30 pm

安田侃の魅力

安田侃の魅力は、作品の「かたち」そのものだけでなく、その存在がもたらす「静けさ」や「癒し」にあります。彼の作品を目の前にすると、自然と心が落ち着き、言葉にならない感情が浮かび上がってくる——そんな不思議な力を持っています。

 

  1. 素材とフォルムの優しさ

安田侃は主に大理石やブロンズを使い、丸みを帯びた形状の作品を多く制作します。

  • 硬いはずの石が、まるでやわらかさをもっているように感じられる。
  • 角がなく、手で触れたくなるようなフォルムが特徴。

「触っていい彫刻」として、多くの人が実際に作品に触れ、座ったり寄りかかったりしています。

 

  1. 静けさを感じさせる空間づくり

彼の作品は、そこにあるだけで空気が変わると言われるほどの静けさを持ちます。

  • 騒がしい都市空間の中でも、安田侃の作品があると、ふと立ち止まりたくなる。
  • 自然の中に設置されると、風や光と調和し、その空間全体がアートになる。

特に「アルテピアッツァ美唄」は、作品・自然・人が共に呼吸するような場です。

 

  1. イタリアと北海道、二つの土地をつなぐ視点

安田侃は、イタリアで学び、活動しながらも、故郷・北海道美唄を大切にしています。

  • 古代ローマの精神性と、北海道の自然の雄大さをつなぐ視座。
  • 世界で活動しながら、「原点」に戻ることを大切にしている。

その精神は「アルテピアッツァ美唄」に結実しています。

 

  1. 言葉を超える「想いのかたち」

作品にはタイトルがありますが、説明はほとんどありません。

  • 作品に意味を押しつけることなく、「見る人それぞれの心が感じること」を尊重。
  • 見るというより、対話する感じる寄り添うといった体験を促す。

たとえば『意心帰』という作品には、「心を意識の深くへ帰らせる」というような意味が込められていますが、それ以上に「あなたはどう感じますか?」と問いかけてきます。

 

まとめ:安田侃の魅力とは?

「石なのに、こんなにも温かい。」
「見るんじゃなくて、そこにいるという感覚。」

安田侃の彫刻は、美術品というより、心の居場所に近いのかもしれません。
都会の広場に置かれていようと、山の中にあろうと、彼の作品がある場所には、不思議と安らぎが生まれます。

 

気になった方はぜひ「アルテピアッツァ美唄」や札幌駅の『妙夢』で、実際に作品と対話してみてください。
触れて、座って、眺めて、感じてみる——それが安田侃作品のいちばんの楽しみ方です。

 

 

【安田侃の買取について】

当店では安田侃の作品の買取を強化しております!大型のモニュメントはご相談になりますが、大理石の置物やブロンズ像・絵画など広いジャンルで買取しております。

 

もしご自宅や祖父母のお家に作品がございましたら査定のみでも構いませんので、お気軽に当店にご連絡くださいませ。

皆様のご来店を心よりお待ちしております(*^^*)

 


★くらや札幌南店 店舗情報★

北海道の彫刻家〈安田侃〉の作品の買取は【買取専門店 くらや 札幌南店】にお任せくださいませ!
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★★「買取専門店 くらや 札幌南店」の所在地と来店経路★★
住所:〒064-0919 札幌市中央区南19条西8丁目1-21 電話:011-211-5558
※車でお越しの際は環状線を真っ直ぐ来て頂くのが分かり易く、目印は「セイコーマート南19条店」です。
※お店外観の特徴は下に掲載させていただいた写真の懸垂幕です。
※公共機関でお越しの場合
・東西線、東豊線:「大通駅」で〈札幌市電〉に乗り換え、札幌市電「山鼻19条駅」より徒歩約4分です。
・南北線:「幌平橋」駅より徒歩約15分です。
ご不明なことや迷われた際などはお気軽にお電話くださいませ(^^)

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買取専門店 くらや 札幌南店
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営業時間10:00~19:00
住所北海道札幌市中央区南19条西8丁目1-21
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