当店はアクセサリーを買取することが多いのですが、サファイアやダイヤモンドなどが付いている場合は宝石類はアクセサリーとは別に値段を付けており、その金額に喜んでいただけております。今回は高価買取中の青色の宝石サファイアについてです。

〈サファイアとは〉

サファイアは、古くから多くの人々に愛されてきた宝石で、その深く美しい青色と高い硬度が特徴です。鉱物学的には「コランダム（鋼玉）」と呼ばれる鉱物の一種で、主成分は酸化アルミニウム（Al₂O₃）です。コランダムのうち赤色のものは「ルビー」、それ以外の色のものが「サファイア」と呼ばれます。

多くの人がサファイアと聞いて思い浮かべるのは青色ですが、実はピンク、黄、緑、紫、無色などさまざまな色が存在します。こうした色の違いは、微量元素（鉄、チタン、クロムなど）の含有によって生まれます。

〈名前の由来と歴史的背景〉

「サファイア」という名前は、ラテン語の sapphirus やギリシャ語の sappheiros に由来し、「青」を意味するとされています。古代から中世ヨーロッパにかけては、サファイアは「真実」や「誠実」の象徴とされ、聖職者や王族が身につける宝石として用いられました。

たとえば、ローマ教皇が身に着ける指輪にはサファイアが使われることもあり、神とのつながりを示す神聖な石と考えられていました。

〈サファイアの特徴〉

サファイアの最も重要な特徴のひとつはその硬度です。モース硬度では9を誇り、ダイヤモンド（10）に次ぐ硬さを持っています。これにより、日常の使用でも傷がつきにくく、ジュエリーとして非常に適しています。

また、耐熱性や耐薬品性にも優れており、工業用途としても活用されています。たとえば、高級時計のガラスやスマートフォンのカメラレンズ、さらには光学機器の部品などにも人工サファイアが使われています。

〈有名な産地と種類〉

特に高く評価されるのが「カシミール・サファイア」で、19世紀末にインドのカシミール地方で採掘されていたものです。そのベルベットのような深く柔らかい青色は伝説的で、今では非常に希少です。

他にも、ミャンマー（旧ビルマ）産の濃厚なブルー、スリランカ産の明るく透明感のあるブルーなど、産地によって色味が異なります。近年では、マダガスカルやオーストラリア、タイなどからも高品質なサファイアが産出されています。

〈特殊なサファイア〉

サファイアには「スター・サファイア」と呼ばれる種類もあります。これは、石に含まれるルチルの針状結晶により、光を当てると表面に星のような模様（アステリズム）が現れるものです。この神秘的な輝きから、古くはお守りや神聖な儀式にも用いられました。

また、「パパラチア・サファイア」と呼ばれる、ピンクとオレンジが混じったような色合いのサファイアも極めて希少で人気があります。「蓮の花の色」とも表現され、その優雅さと珍しさから高い評価を受けています。

〈精神的・象徴的な意味〉

サファイアは古来より、「知恵」「誠実」「高潔」などを象徴する石とされてきました。精神を安定させ、集中力や直感力を高めるとも言われ、スピリチュアルな分野やヒーリングにも用いられています。また、ネガティブなエネルギーを防ぎ、真理を見極める助けになるとも信じられています。

〈誕生石としてのサファイア〉

サファイアは9月の誕生石としても知られており、誕生日プレゼントや記念日の贈り物としても人気です。特に結婚23周年や45周年の記念石として選ばれることも多く、長く続く絆や信頼の象徴とも言える宝石です。

当店はサファイアなど宝石の買取を強化しております。

鑑定書がなくても大丈夫です。一点一点丁寧に査定いたします。

また、ルース（裸石）の状態のもの、傷や汚れがあるお品物でも査定可能です。
「これ売れるかな？」というものでも無料査定ですのでお気軽にご相談くださいませ。

サファイア以外にも、ルビー・エメラルド・ダイヤモンド・アレキサンドライトなどの色石や、金・プラチナ製品、ブランドジュエリーの買取も併せて買取強化中です。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

★★「買取専門店 くらや 札幌南店」の所在地と来店経路★★
住所：〒064-0919 札幌市中央区南19条西8丁目1-21　電話：011-211-5558
※車でお越しの際は環状線を真っ直ぐ来て頂くのが分かり易く、目印は「セイコーマート南19条店」です。
※お店外観の特徴は下に掲載させていただいた写真の懸垂幕です。
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・東西線、東豊線：「大通駅」で〈札幌市電〉に乗り換え、札幌市電「山鼻19条駅」より徒歩約４分です。
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