当店の買取り主力商品の一つに金・プラチナなどの貴金属のアクセサリーがあります。

ニュースや新聞、CM、チラシなどでも「金やプラチナは高い」と情報が入ってくると思います。

実際、今年に入っても金の価格は過去最高を記録しておりまだまだ上昇中です!(^^)!

当店も金の値上がりとともに買取件数が増えてきており、ありがたいことに今年に入っても客足は止まりません。

ただ、金と思っていたものが金メッキだったということも多数あります。

これから売却を考えている方に〈金について〉と〈金メッキと呼ばれるものについて〉簡単ではございますがご説明をさせていただければと思います。

金は高価なものと認識されていると思います。ですが全ての金が高いわけではありません。よく新聞やインターネットに出てくる金の価格があると思いますが、その価格は大体、２４金の金額を載せているところがほとんどです。

金は金の純度によって価格が変わりますので、一般的にアクセサリーに使用されている金は１８金が多いので、最高純度の２４金とは金額が変わってきます。

【金の純度】

金の純度とは、金がどれだけ純粋であるかを示す指標です。純度が高いほど、その金は他の金属（例えば、銀や銅など）と混ざっていないことを意味します。金の純度は通常、カラット（K）やパーセント（%）で表されます。

〈カラット（K）で表す純度〉

まず24カラット（24K）が100%純金を意味します。

例えば、18Kは75%の純金が含まれているということで、残りの25%は他の金属が含まれています。

〈パーセント（%）で表す純度〉

純金が100%の場合、金は99.9%と表現されます。

例えば、18Kの金は75%純金、残りは他の金属で構成されています。

24K = 100%純金

18K = 75%純金

14K = 約58%純金

金の純度は製品の価値や耐久性にも影響します。

【その他の金の純度】

金には他にも、「ゴールドフィルド」や「ゴールドプレート」といった表現があり、これらは金の層が薄く他の金属が多く含まれています。

〈ゴールドフィルド〉

ゴールドフィルド（Gold Filled：GF）は、金の層が他の金属（通常は銅や真鍮）に圧着された金属素材です。ゴールドフィルドは金メッキとは異なり、金の層が非常に厚いため、耐久性が高く、金の外観を長期間保持することができます。

ゴールドフィルドの特徴

1. ・金の層の厚さ
   ゴールドフィルドは金の層が少なくとも金属製の基盤の重さの5%以上であることが求められます。これにより、金メッキよりも長持ちし、金属が剥がれにくいのが特徴です。
2. ・金メッキとの違い
   • 金メッキ：金の層が非常に薄く、数ミクロンの厚さしかないことが多いです。金メッキは時間が経つと剥がれやすく、金の輝きが失われることがあります。
   • ゴールドフィルド：金の層がかなり厚く、摩耗や傷に強いので、長期間使用しても金の輝きを保ちやすいです。

〈ゴールドプレート〉

ゴールドプレート（Gold Plated：GP）は、金の薄い層を他の金属（通常は真鍮や銅）に電気的にコーティングしたものです。この方法では、金の層は非常に薄く、数ミクロン程度の厚さしかありません。そのため、金の外観を持ちながらも、製品自体は比較的安価です。

ゴールドプレートの特徴

1. ・金の層が薄い
   ゴールドプレートは、金を薄い層（通常は数ミクロン）でメッキしたものです。これにより、金の外観を楽しめますが、金そのものの耐久性や価値は低くなります。
2. ・コーティング方法
   ゴールドプレートは、主に電気メッキ（エレクトロプレーティング）という方法で金を基盤の金属にコーティングします。金の層は非常に薄いため、日常的な使用や摩擦、擦れなどで剥がれることがあります。

ゴールドプレートとゴールドフィルドの違い

• ゴールドプレート：金の層が薄いため、長期間使用すると金の層が剥がれたり、色が変わる可能性があります。コストは低めですが耐久性には限界があります。
• ゴールドフィルド：金の層が比較的厚く、金の層が剥がれにくいので耐久性が高いです。価格はゴールドプレートより高いですが長く使えるメリットがあります。

金はなぜ高いのでしょうか？金が高価である理由はいくつかあります。

1. 希少性（供給の制約）

金は地球上に豊富に存在するわけではなく採掘が非常に難しい金属です。全世界で採掘される金の量は限られており、採掘には膨大なコストと手間がかかります。金鉱石から純金を取り出すためには、数トンの鉱石を処理する必要があり、この希少性が価格を押し上げる要因となります。

2. 需要

金はジュエリー、投資、産業用途（電子機器など）など、さまざまな分野で使用されています。特に、投資資産としての需要は非常に高いです。経済不安やインフレーション、通貨の不安定さがあるとき、人々は金を「安全資産」として購入します。金の需要が高いと価格が上昇します。

3. 資産としての役割（金融的安定性）

金は古くから貨幣や価値の保存手段として使用されてきました。特に、通貨が不安定になったり、経済が不安定になったときに、人々は金を安定した資産として信じて買い求めます。このため世界経済や政治的不安が金価格を押し上げる要因となります。

金の査定方法は金の価値を正確に評価するためにいくつかの工程があります。主に、金の純度、重量、そして市場の金相場が基準となります。以下に金の査定方法の基本的なステップを説明します。

1. 〈金の純度を確認する〉

金の純度（カラットまたはパーセント）は、その金がどれだけ純金であるかを示すものです。

2. 〈金の重量を測る〉

金の価値はその重さによっても決まります。金はグラムやオンスで測定されます。1オンスは約31.1グラムです。

4. 〈金の市場価格（相場）を確認する〉

金の価格は市場で日々変動します。金の価値は、金相場（金の市場価格）を基に計算されます。

金相場は、主に以下の要因によって決まります

• ・国際的な需要と供給：経済の状態や需要によって金の価格は変動します。
• ・為替レート：金は通常ドルで取引されるため、為替レートの変動が金価格に影響を与えます。
• ・金融市場の状況：株式市場の動向や金融危機、インフレ率などが金相場に影響を与えます。

このように査定を行う時は、金の純度と重量を掛け合わせ、現在の金相場を適用して金の価値を算出しています。

〈ブランドや宝石〉

アクセサリーの場合、ブランドやデザイン、宝石などで付加価値が付くものがあります。

当店で金のアクセサリーの査定は、

• ・純度（24K、18Kなど）
• ・重量（グラムやオンス）
• ・市場価格（金相場）
• ・ブランドや宝石

これらを組み合わせて査定額が決まります。金の価値は常に変動しているため、査定の際には最新の金相場をチェックしています。

また当店では独自の卸先がありますので価格には自信があります。以前ご来店いただいたお客様には、「他のお店よりも高いですね！」と喜んでもらえました。

さらに当店は金やプラチナの貴金属のアクセサリーだけではなく、貴金属ではないブランドのアクセサリーやイミテーションのアクセサリーもしっかりとお値段を付けて買取しております！

使用しなくなったアクセサリーをまとめて持ってきていただければ、その場で全て鑑定し、貴金属・ブランド・イミテーションに分け、それぞれを買取させていただきます。

アクセサリーの売却についてはお気軽にご相談いただければと思います(*^^*)

皆様のご来店を心よりお待ちしております！

★★「買取専門店 くらや 札幌南店」の所在地と来店経路★★
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※お店外観の特徴は下に掲載させていただいた写真の懸垂幕です。
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