
秋田市内のお客様より遺品整理のご要望があり出張査定致しました。
遺品整理や片付けを想像すると、どうしても処分や廃棄をイメージされるお客様がまだ多く、あまり積極的ではない方が大半の印象がまだあるかと思います。 とくに家を継ぐ世代が東京などの大都市圏に生活基盤をおいてらっしゃる場合は、遺品整理をする時間も取れず、落ち着いて考える余裕もないような方が多く、空き家のまま放置されている状況も多いと聞きます。
平成25年の総務省の統計では、全国の空き家比率は13.5%(7軒に1軒の割合です!)と発表されています。
今回ご依頼頂いたお客様も数年間ご実家を空き家のままにされていたそうです。 このたび機会があり意を決して遺品整理・片付けをされ始めたと仰っていました。
生前お父様は書道がお好きで、たびたび中国へ旅行に行かれ、書道具(硯・墨・筆・紙)をよく買って帰られていたそうです。 残された家財には書道に関連する書籍やお道具が多く、イメージされる処分や廃棄はあまりにももったいなく、「きっと価値のあるものがあるに違いない!」と思われ当店にお問い合わせを頂きました。
30~40年前に買い集めた中国端渓硯の老抗・麻子抗の硯や中国墨、紅星牌の紙などが残されていました。 他にも陶器の水滴や硯屏・筆掛け・自動墨擦り機などの書道道具も多数残されており、半日かけての査定になりました。
さらに昔から使われていた鉄瓶や囲炉裏の自在鈎など古い道具も査定させて頂きました。
価値ある家財の判別仕訳ができなかったご遺品の中から、充分に拝見し仕訳したところ、お客様もご納得!驚き!の〇〇万円の査定金額となりました。
丁寧に査定をすると時間もかかりますが、よりご納得頂ける査定が出来ると思います。
書道道具のなかでも中国硯や細かい小さなお道具の中には、おどろきの査定結果となるものがあります!!
遺品整理を始めた方や、収集品の処分を検討さてきたお客様は、専門知識もあり経験豊かな査定スタッフのいる『くらや』に是非ご相談下さい。
店舗:くらや 本店営業部
住所:千葉県我孫子市本町2-3-22 津川ビル4F
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