
宝石といえば「ダイヤモンド」と答える方が多いと思います。それはダイヤモンドが婚約指輪などにも使われ、私たちの身近に感じるからだと思います。
そのダイヤモンドが付いているアクセサリーは指輪やネックレス、イヤリング、ピアス、ブローチなど数多くあり、当店では宝石の買取りランキング1位となっております。
先日もダイヤモンドのアクセサリーをお持ちいただき、ダイヤモンドの価格を出したところとてもビックリしていただきました(*^^*) もちろん高くてです!
ダイヤモンドとはどういったものなのか?ダイヤモンドの査定方法は?など簡単ではありますがお伝えできればと思います。
ダイヤモンドの簡単な歴史ですが、紀元前4世紀頃にインドで最初に発見されました。そしてインドは長い間ダイヤモンドの主要な産地になります。
13世紀頃、ダイヤモンドはヨーロッパに伝わり、貴族や王族の間で人気を博しました。この時期、ダイヤモンドはその硬さと美しさから魔除けや富の象徴とされました。
15世紀から16世紀にかけて、ダイヤモンドのカット技術が進化し、より美しい輝きを持つダイヤモンドが生まれました。
19世紀には南アフリカでのダイヤモンド鉱山の発見があり、これによりダイヤモンドの供給が大幅に増加しました。この時期からダイヤモンドは一般の人々にも手が届く存在となっていきます。
その後、「ダイヤモンドは永遠の輝き」という有名なキャッチコピーを機に、大々的にダイヤモンドが婚約(結婚)指輪に選ばれるようになりました。
そして現在では天然ダイヤモンドだけではなく合成ダイヤモンドの需要も増加してきています。
ダイヤモンドは炭素原子が特定の結晶構造で結合した鉱物で、最も硬い天然物質として知られています。
ダイヤモンドの化学式は「C」で、炭素(carbon)のみで構成されており、単一の元素でできた唯一の宝石です。
ダイヤモンドは主に宝石としての価値が高いですが、工業用途でも広く利用されています。特に切削工具や研磨剤としての需要が高く、その硬度を活かした製品が多く存在します。
ダイヤモンドの色は無色透明が一般的ですが、微量の不純物や構造の欠陥によって、青、黄、ピンク、緑などさまざまな色合いがあります。特に赤やピンク、青のダイヤモンドは希少で高い値がつけられます。
ダイヤモンドの人気の理由はいくつかありますが。まずダイヤモンドのその美しさと輝きではないでしょうか?
光を屈折させる特性により、ダイヤモンドは他の宝石と比べて非常に高い輝きを持ち、そしてカットの技術によってその美しさが引き立てられます。ダイヤモンドの美しさは昔から宝飾品として常に価値がありました。
また、ダイヤモンドは非常に硬い素材であり、モース硬度で10という最高の評価を受けています。
モース硬度は主に鉱物の硬さを表す尺度で10段階で表されます。1が最もやわらかいもので10が最も硬いものです。モース硬度10のダイヤモンドは他の宝石と比べて傷が付きづらい硬度を持っています。
その世界一硬い宝石をエンゲージリング(婚約指輪)として贈られることが多いです。それは【結婚の絆を固く】という意味とダイヤモンドの石言葉が、【永遠の絆・純愛・純潔・清浄無垢】など結婚を連想する言葉が多くあり婚約指輪にぴったりだからです。
そして「ダイヤモンドは永遠の輝き」というキャッチフレーズでダイヤモンドの人気がさらに広まっていきました。
ダイヤモンドは一つ一つの色や形など様々で、一つとして同じものはありません。ダイヤモンド自体が希少価値が高いのですがその中で更に綺麗なもの〈グレードが高いもの〉を高く買取りすることが出来ます。
そのダイヤモンドを判断する方法が【4C】といわれるものです。
・Carat(カラット)
・Color(カラー)
・Clarity(クラリティ)
・Cut(カット)
この4つの「C」が「4C」といわれているものです。
Carat(カラット)
ダイヤモンドの重さ(大きさ)を示す単位であり、1カラットは0.2グラムに相当します。カラットは、ダイヤモンドの価値を評価する際に非常に重要になります。一般的にカラット数が大きいほど、ダイヤモンドの価値も高くなる傾向があります。
大きいダイヤモンドほど希少にはなりますが、大きさだけでは価格を決めることは出来ません。
Color(カラー)
主に無色から黄色や茶色の色合いまでの範囲で評価されます。一般的に無色に近いダイヤモンドほど価値が高いとされています。
ダイヤモンドのカラーは、GIA(米国宝石学会)などの機関によって、DからZまでのアルファベットでランク付けされます。Dは完全に無色で最も高価なグレードです。EやFも無色に近いですが微細な色合いがあるため、Dよりは若干価値が下がります。GからJのグレードはわずかに色がついているため、一般的にはジュエリーとしての価値が下がりますが、特に大きなダイヤモンドでは色の影響が少なくなることもあります。
ただし、最近ではカラーダイヤモンド(ピンク、ブルー、レッドなど)も人気があり、これらは通常のカラーグレードとは異なる評価基準が適用されます。
Clarity(クラリティ)
ダイヤモンドのクラリティは〈透明度〉のことです。クラリティはダイヤモンド内部や表面に存在するインクルージョン(内包物)やブレミッシュ(表面の欠陥)の有無や大きさ、位置、色、そして数量によって決まります。これらの要素がダイヤモンドの美しさや価値に大きく影響を与えるため、クラリティは非常に重要な指標となります。
ダイヤモンドのクラリティは主にGIA(米国宝石学会)などの機関によって評価され、以下のようなグレードに分類されます。
クラリティのランクが高いほどダイヤモンドの価値は高くなります。
Cut(カット)
ダイヤモンドのカットは宝石の美しさや輝きを決定づけるダイヤモンドの形のことです。カットはダイヤモンドの形状やプロポーション、研磨の仕方を指し、光の反射や屈折に大きな影響を与えます。
カットの評価は、主に「プロポーション」「シンメトリー」「ポリッシュ」の3つの指標で行われます。
プロポーションは、ダイヤモンドの各部分の比率や角度を指し、適切なプロポーションが光の反射を最適化します。
シンメトリーは、ダイヤモンドの各面がどれだけ均等に配置されているかを示し、均一なシンメトリーは美しい輝きを生み出します。
ポリッシュは、表面の滑らかさを評価し、研磨が丁寧に行われているほど光の反射が良好になります。
カットのグレードは、一般的に「Excellent」「Very Good」「Good」「Fair」「Poor」の5段階で評価されます。高いグレードのカットは、ダイヤモンドの価値を大きく高めます。また、カットのスタイルには、オーバル、ペア、エメラルド、マルチカットなど多様な形状がありそれぞれに魅力があります。
ダイヤモンドのカットは一般的に「ラウンドブリリアントカット」が最も人気があり、58面体の形状を持ち、光を最大限に反射するように設計されています。
ダイヤモンドには古い歴史があり、遥か昔より現代まで皆にとても愛されてきた宝石です。
当店はそのダイヤモンド一つ一つを丁寧に査定しております。前記にあげた4Cの査定はもちろん蛍光性やブランドの有無の確認もしておりプラス査定できるところは金額を上げて買取りさせていただいております。
また、小さく細かいダイヤモンドを〈メレダイヤ〉と呼びますが、フランス語の「Melee(メレ)=小さい、小粒石など」が由来です。メレダイヤは主石を引き立てるために周囲に配置されることが多く、全体のデザインに華やかさを加えてくれます。当店はこのメレダイヤにもしっかりとお値段を付けさていただきます!
ダイヤモンドの話をさせていただきましたが、当店はダイヤモンドの他、ルビー、サファイヤ、エメラルド、アレキサンドライトなども高価買取しております!
もし使用していないダイヤモンドなどの宝石付きのアクセサリーがありましたら是非当店にお任せくださいませ(*^^*)
★★「買取専門店 くらや 札幌南店」の所在地と来店経路★★
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