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石黒宗磨【人間国宝/鉄釉陶器】

石黒宗磨(いしぐろむねまろ)

 

石黒宗麿は京都府出身の陶芸家です。

 

彼はその生涯の中で

 

中国や朝鮮の古陶器について研究し

 

中国の唐、宋時代の技法を解明するなど

 

大きな功績を残しました。

 

また、日本で初めて人間国宝に選ばれた

 

陶芸家としても有名です。

 

ここではそんな石黒宗磨と

 

その作品についてご紹介します。

 

 

石黒宗磨とは

 

石黒宗磨は明治26年、富山県射水市で生まれました。

 

学生時代は中学でストライキを企て退学したり

 

大学でも仕送りを遊びに使って中退するなど

 

自由奔放な行動が目立ちましたが、

 

そんな石黒が陶芸家を目指したのは25歳の時です。

 

当時、中国の宋時代に作られた「耀変天目」

 

という陶器に大変影響を受けた石黒は、

 

陶芸家になることを志します。

 

35歳の時には、東洋陶磁器研究の第一人者であった

 

小山富士夫に影響を受け

 

中国の唐・宋時代の古陶器を研究するようになります。

 

そして、研究の末に「木葉天目」などの作品を

 

再現することに成功しました。

 

若いころの自由な感性をなくさず、石黒はその他にも

 

黒柚や鉄絵、天目柚、唐津、色絵、灰柚など

 

多岐にわたる技術を駆使して作品を作り続けました。

 

 

その後、当時初めて作られた人間国宝の制度に

 

富本憲吉、濱田庄司、荒川豊藏ら3人と共に選ばれ

 

日本初の人間国宝の一人に選ばれたのでした。

 

 

石黒宗磨の作品の特徴

 

石黒は25歳で陶芸家になり、特定の師を持たずに

 

陶芸家の道を歩むことになりました。

 

そんな石黒は、東京、富山、埼玉、

 

金沢、京都などを転々していくうちに

 

小山富士夫や金重陶陽などと交流を持つようになり

 

様々な技法を身につけていきました。

 

その中でも、鉄釉陶器の技法が有名で

 

この技法により石黒は

 

人間国宝に選ばれることになりました。

 

鉄釉陶器とは、植物の灰に

 

酸化鉄を混ぜたものを釉薬として用いた陶器です。

 

鉄釉を釉薬に用いることで酸化鉄が呈色剤となり

 

味のある陶器を作ることができるのです。

 

また、こうした酸化鉄で陶器に絵を付けるものを

 

「鉄絵」と呼びます。

 

 

代表作

 

石黒宗磨の作品で有名なものは、中国の宋時代の

 

幻といわれていた技法を再現して作った

 

「木葉天目」です。

 

この作品により、石黒の名前は

 

広く世に伝わるようになりました。

 

木葉天目は鉄釉の陶器に木の葉を焼き付けた茶碗で

 

光り輝く黒色がなんとも美しい作品です。

 

また、鉄釉作品以外にも

 

チョーク描と呼ばれる珍しい絵付けを施した

 

「白地チョーク描薔薇文鉢」なども有名です。

 

様々な技法を取り入れ

 

多彩な陶器を作り上げていった石黒宗磨は

 

まさに初代の人間国宝にふさわしい陶芸家であった

 

と言えるでしょう。

 

 

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