店舗ブログ
駒沢大学駅前店
2020/11/24

東京都世田谷区 リトグラフの買取|中島千波|高価買取のポイントは?

11:14 am

こんにちは。
リトグラフや版画はじめ、絵画など買取をする買取専門店『くらや駒沢大学駅前店』です。今回は中島千波の作品を出張買取するご依頼をいただいた時のお話をさせていただきます。

 

「母が持っていた絵画の買取をしてもらえますか?」と、小さな声で心配そうにお問い合わせいただきました。
後でお話を聞いてみると「良い物なのか判らない」「初めて電話するので怖い」など不安に思いながらご連絡をくださったのだそう…。確かに自分でも初めて…と思うと緊張するかもしれません。

 

ご依頼の内容は「壁にずっと掛かっている絵画があり、1メートル程あるので店舗への持ち込みでは大変そう…」とのこと、ご自宅へお伺いし査定させていただくことになりました。

 

お品物が大きくご自身で持ち込みをする自信が無い…そんな時は是非ご相談ください、出張買取を行っております。もちろん、出張買取の査定は無料です。それに伴う料金をいただく事はございませんのでご安心ください。

 

早速お客様のご都合の良い日時を決め、改めてお伺いさせていただく事になりました。

中島千波とは?

出張査定の日、ご自宅にお伺いして目に飛び込んできたのは、桜の木が全面に描かれた絵画です。よく見ると〈中島千波〉のリトグラフ作品でした。

 

日本画家〈中島千波〉は、日本画家の中島清之が疎開していた長野県小布施で、三男として昭和20年に誕生します。父親を追いかけるように、大学(東京藝術大学)に進学し、日本画を学びました。

 

生涯の大作、人物シリーズを発表し続け、花鳥画(特に〈桜〉)を描いた作品が有名。どの作品も生き生きと描かれています。おもちゃシリーズ(花とおもちゃを描く)、山シリーズ(世界の独立峰)、他にも色々なジャンルで活躍し、新聞や雑誌の挿画や表紙をはじめ、最近では歌舞伎座の緞帳をを描き話題に尽きることのない日本画家です。

 

現在は、東京藝術大学名誉教授であり日本美術家連盟常任理事をされ、〈風〉というアーティストのグループを結成し、これからも作家の輩出するために大作公募展を毎年開催しています。

 

リトグラフとは?

さて、リトグラフ作品と聞くと皆さんは何を思いますか?「本物?」「偽物?」「印刷?」など色々想像すると思いますので、リトグラフのお話をしたいと思います。

 

リトグラフとは大きく分類すると〈版画〉の仲間にはいります。石版画や平版画と呼ばれ、もともと平らな石を利用して印刷する技術のことをいいました。石の上に書いたメモがたまたま薬品に反応して、紙に写ったのがきっかけといわれています。凹凸を利用する木版画や銅板画とは異なり、描かれた絵画が鮮やかに紙に印刷されるのが特徴です。

 

リトグラフの技術は1700年代後半に発明され、初めの頃は石灰岩を使っていたことから石版画と呼ばれていました。1900年代初めの頃はジンク版〈亜鉛版〉が使われるようになり、現在では主にアルミ板などが使われていることが多いようです。

 

水と油が反発する原理を利用するため、版の表面を削ったりしないで描いたものをそのまま写しとることができます。

 

英語でリトグラフを〈lithograph〉と書きますがギリシャ語で〈石〉という意味の〈lithos〉と〈絵画〉を意味する〈graph〉からきているようです。

 

リトグラフの作り方は、〈描画〉〈製版処理〉〈刷り〉と大きく分けると3つの工程で成り立っています。描画で油性の描画材を使い絵を描いた後、製版処理で版に化学反応を起こすために薬品で処理をして、油性のインクを付けるところと付けないところに分離させます。

 

処理が終わり、油と水が反発する作用を使って、版に描いた絵を刷り取ります。実際には作業が複雑なリトグラフですが、細かい線や強い線、筆での質感を描いたまますることが出来るのが最大の利点です。

版画とは違うの?

先に話をさせて頂いた通り、版画の仲間です。版画には大きく分けると4種類ありその中の一つの技法です。

凹版(おうはん)

代表的なのが銅版画になります。銅板に溝をほり、そこにインクを流し紙に写すというやり方です。この方法はさらに細かく分けると以下に分類され、どれも銅板を削るのは同じですが、それぞれを紙に写すと味が違います。

 

【アクアチント】
粉末状にした松脂を銅板の面に半分ほどかけ銅板の裏から熱し、腐蝕液をかけてザラザラにし、面で表現する技法

 

【エッチング】
銅板を一面、防食剤でコートし、ニードルで線を表現する技法

 

【エングレービング】
彫刻刀などで直接溝を彫っていく技法

 

【ドライポイント】

先の尖ったニードルなどでキズをつけていく技法

 

【メゾチント】
目だてを付けてその目を削って平面を作る技法

凸版(とつばん)

江戸時代に日本で広がり、世界的にも有名な浮世絵はこの技法で描かれました。木版画の一種で、色ごとに版を使う多版多色版画で浮世絵版画といわれています。木の板を彫刻刀などで彫り、絵具などをのせて紙を置き、紙の上からバレンで押し擦り、絵具を紙に写すやり方です。判子などと同じ原理を利用しての方法です。

 

その他にもコラグラフと呼ばれる技法もあり、紙を版の材料を使い紙版画とも呼ばれています。小学校低学年の学校教育で教わる技法。

平版(へいはん)

先程より、お話している技法のリトグラフです。平らな版の上に油性の塗料で絵を描き、油と水が弾く性質を利用して描きます。版面がボコボコしている凹版や凸版とは違って平らな版面です。

孔版(こうはん)

インクが通過する所と通過できないところを作り描きます。知られている技法にシルクスクリーンがあり、インクのノリや発色がよく、色と色の境界線がくっきり表現できるのが特徴です。
このように版画にも種類があり、その一つ一つの方法で味が変わり、できてくる作品は違った見え方をするのですね。

リトグラフの評価とは?

油絵とは違って、同じ絵が複数枚あるのがリトグラフです。このことから油絵よりも価値が下がるのが普通ですが、その中でも高価買取に繋がるポイントをご紹介します。

 

まず一つ目に誰が描いたか作家によって査定のお値段が違います。どんな時代でも人気があるとないでは絵画に限らず買取価格が違ってきます。

 

二つ目に版画の作品には『10/300』『49/150』といった数字が書かれている場合があります。これをエディションナンバーと言い、何枚中の何枚目という意味で全部で何枚刷られたかが書かれています。分母の数字が少ないほど希少性は高く、骨董的な価値があるといえるのです。分子の数字で価値が変わる事はありませんのでご安心してください!

 

三つ目に本人のサインが有る無しで、大きく査定額が違います。サインがあればオリジナル作品として高く評価され期待大です。作家が亡くなった後にリトグラフが作られることもあり、遺族や版元の摺師、著作権保有者などがサインをしたりスタンプを押したりすることもあるようです。その場合、価値はあまり期待できません。

 

四つ目に鑑定書や証明書があるか無いかです。人気の作家や有名な作家など、良い作品に贋作は多くみられます。既に現在、亡くなっている作家は公的機関で鑑定書が発行してもらえます。しかし、全ての作品に発行されるわけでは無く、一部の作家の作品だけです。市場の変動で鑑定書なしで流通する作家もいます。

 

絵画を買われた画廊などでも証明書が、発行されている場合もあります。高価買取に繋がりますので、お持ちの場合は必ず一緒にお持ちください。

 

五つ目に保管状態も関係します。カビや色あせがひどい場合は、査定額が下がってしまうので保管状態にも注意が必要です。

 

専門的に版画の制作をしていない作家の版画は、直筆作品で作家の名前が世の中に知られ地位を確立している証拠です。コレクターを増やしていくのが目的とされています。

11:14 am

まとめ

エディションナンバーと本人のサインはもちろん、市場的に価値のある作品は高価買取になりやすい版画です。売却時には知識や経験が豊富な鑑定士のいる買取専門店『くらや駒沢大学駅前店』にお任せください。

 

日本でも非常に高価買取が期待できる作家は数多く、リトグラフでも数十万円になる作品も存在します。今回、ご紹介したことは高価買取につながるポイントになりますので、ぜひ覚えておいてください。

 

専門的に知見のあるプロの鑑定士が一つ一つを丁寧に、査定・買取をいたします。店頭買取はもちろん、出張買取においても高い査定力でお客様の気にしていなかったお品物に「実は価値があった」という事も珍しくありません。傷や汚れなども、しっかり見極めお買取いたします。

 

お客様からのご連絡・ご来店を心よりお待ちしております。

 

 

↓↓ くらや 駒沢大学駅前店はこちらです ↓↓

 

東京都世田谷区でリトグラフや版画、絵画など高価買取

 

世田谷区周辺の出張査定、出張買取も対応いたします!!

 

<対応エリア>
千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、豊島区、北区、荒川区、板橋区、練馬区、足立区、葛飾区、江戸川区、調布市、三鷹市、狛江市、神奈川県川崎市

 

※出張内容によっては、ご相談させていただく場合もございます。

 

店舗:くらや 駒沢大学駅前店
住所:東京都世田谷区上馬4-4-3
電話:03-5432-9501
営業時間:9:00~18:00
定休日:水曜日

一覧に戻る

片づけ始める前にご相談ください

賢い遺品整理・蔵整理

眠っている品物に思わぬ価値がある場合があります。

遺品整理業者・リサイクル業者は、骨董美術品類に高額をつけることはできません。

さらに処分費もかかります。無料査定・買取で賢い遺品整理・蔵整理をお勧めいたします。

  • KURAYAにご相談ください

    • どのように物が売れるのか知りたい
    • 骨董品などの遺品整理に困っている

    買取専門店KURAYAは,骨董品,金・プラチナ、ブランド品、ブランド時計、ダイヤモンド、切手、古銭、勲章、日本刀・鎧兜、掛け軸・絵画、版画、おもちゃ・ノベルティ、 高級食器、珊瑚、翡翠・鼈甲・琥珀、カメラ、鉄道模型,、着物・小物、鉄瓶・茶道具 ,墨・書道具など確かな目で高額買取いたします。

    買取専門店くらやは、新しいもの・古いもの、どんなお品も対象に鑑定する買取専門店としてオープンいたしました。貴金属・ブランド品買取をはじめとし、 古物・切手の買取・骨董品の買取に力をいれております。 ご自宅に眠っている貴金属・ブランド品・骨董品などはございませんか?古物・貴金属・ブランド品などを整理したい方、 現金が必要な方、お引越しで荷物を整理したい方、遺品整理、古い蔵を取り壊して中身を処分したい方など、様々なお客様からご利用いただいております。

査定・買取依頼する
簡易WEB査定