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骨董品
2016/04/08

中国陶磁器の歴史と技法について

陶磁器の種類

新石器時代~清時代の陶磁工芸品で青磁、白磁、三彩、五彩、青花などがある。

新石器時代

彩陶は赤っぽい陶器の素地をつややかに磨き、酸化マンガンや代赭石で描いて焼いた彩文土器。
素地の上に白、赤、黒などの色を使い文様が施されており、彩陶文化と称された。
陝西、河南一帯が始まりで→黄河流域→華南、華東→台湾まで広がった。

唐時代

唐時代を代表する陶器が唐三彩である。
【唐三彩】
唐時代に長安などで作られた三彩陶器。また陶器の釉薬の色のことを指す。
基本的には三色(黄、緑、白)、藍色が加わった四色(藍彩)、二色だけの物もある。
洛陽近傍や長安の王侯貴族などの墳墓から出土していることが多く、墳墓を華やかに装飾する為に使われていたと考えられる。形は主に器物(壺、お碗、文房具、容器、皿など)、動物(ラクダ、馬、羊、虎、牛、ライオンなど)、人物(貴婦人、下女、武将、文官、天子、男の子など)に分けられる。

宋時代

中国の陶磁の黄金時代といわれ白磁や青磁の名品が誕生した。
清楚で気品のある釉色を追及した陶磁器が多い。
【白磁窯】
定窯(華北)、景徳鎮窯(華南)
【青磁窯】
汝窯、南宋官窯、越州窯(華南)、龍泉窯、耀州窯(華北)
【宋時代の五大名窯】
定窯、鈞窯、官窯、汝窯、哥窯

磁器質の胎土でヒビがほとんどなく、澄んだ青緑色の釉色をしている。
器種には香炉、瓶、碗などがあり、瓶は日本で茶席の花生として珍しく大切にされた。「鳳凰耳花生」、「下蕪形花生」、「筍形花生」は南宋時代の龍泉窯で作られたとされている

明時代

景徳鎮窯が陶磁器生産の中心になった。
窯場も官窯と民窯に分かれ、青花、彩磁器が主で珍品がある。
徳化窯では、白磁器を焼き始め彫刻の磁器が有名になった。
石湾窯と宜興窯では、鈞釉の陶磁器の複製品を焼造した。
宜興窯では、紫砂の陶磁器を焼造し、茶道具が有名になり名手が現れた。
【明時代の代表する陶器】
萬歴窯の五彩、宜徳窯の霽紅、弘治窯の嬌黄、永楽窯の半脱胎、成化窯の闘彩(豆彩)
闘彩…青花(高火度の釉下彩)と低花(低火度の釉下彩)を合わせたもの

清時代

康熙、雍正、乾隆の三代が清時代の陶磁の全盛期だった。
明時代に続き景徳鎮窯が陶磁器生産の中心だった。
南京赤絵(明時代末~清時代初めにかけて作られた輸出向けの五彩磁器)がある。
粉彩、琺瑯彩といった技法を使って誕生した磁器は清時代磁器の大きな特色である。

【粉彩】
西洋の七宝の技法を用いた磁器。
鉛とイギリスの粉末を混ぜたものに、多色の色料を使って絵画的のような図様を描けた。
白色も白色の顔料を使い不透明の白色を出すことができるようになった。
景徳鎮で整形、焼成、上絵付けをまとめて行ったもの。
【琺瑯彩】
基本的に粉彩と同じ技法だが景徳鎮で作った磁胎に琺瑯作(官営工房)で絵付けを施したもの。エナメルで絵を描いたもの。
絵付けには宮廷画家も加わり中国絵画を磁器に再現させた。

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