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骨董品
2018/11/29

山名貫義【帝室技芸員/画家】

山名貫義(やまなつらよし)

 

日本画家山名貫義は

 

1836年に江戸麹町で生まれました。

 

幼名は大助で、

 

父は和歌山藩で絵師を勤めていた山名広政です。

 

山名は当初、住吉派の画家住吉弘貫に学び

 

明治維新以後は測量の技術を活かして

 

工部省、内務省、農商務省で働きました。

 

再び絵を描き始めたのは41歳の頃で、

 

初期は古画の模写などを多く手がけています。

 

やがて1882年の内国絵画共進会で審査員を務め、

 

翌年には正倉院の宝物調査に携わりました。

 

1884年には第二回内国絵画共進会の審査員になり

 

「藤房奉勅訪楠氏図」、「獣虫戯画」を出品すると

 

銀賞を受賞。同年に「鑑画会」が創立されると

 

古画の鑑定委員として参画しています。

 

以上のような審査員・鑑定員としての活躍以外にも

 

山名貫義は49歳の時に行われた皇居造営で

 

杉戸絵や襖絵などを任せられています。

 

その後1888年からの約10年間は、全国宝物取調のため

 

京都や奈良などの寺社を調査するなどしました。

 

1896年には、日本絵画協会が結成されると

 

古来の行事や法令、風俗についての知識の豊富さや

 

古画鑑定の技がかわれ、審査員として推薦されました。

 

そして同年、60歳のときに

 

日本画の分野で帝室技芸員に任命されています。

 

また、翌年には古社寺保存会委員、

 

62歳のときには東京美術学校で教授に任命され

 

数々の要職を歴任しました。

 

 

 

山名貫義の作品の特徴と技法

 

厳密に分ければ、

 

大和絵と日本画は同じではないと言えます。

 

日本画は明治以降に西洋画に対して作られた概念であり

 

一部には西洋画に影響を受け、

 

その長所も取り入れています。

 

このことから、大和絵と日本画の写実性は

 

違うものとして捉えられます。

 

しかし山名貫義の作品の特徴は、

 

日本画でありながら正統派大和絵の技法を

 

忠実に再現した点にあるといえます。

 

もともと江戸幕府の御用絵師の流れをくむ

 

住吉派の住吉弘貫に学んでいたことで、

 

住吉派特有の写実的な要素も加えられました。

 

 

 

山名貫義の評価される所以

 

山名貫義は日本の衰退が顕著な時期に、

 

自らの絵画で大和絵の復興と保存の一端を担いました。

 

当時は大和絵最後の大家として

 

とても高く評価されていました。

 

当時の新聞には、異なる分野の十傑指定として

 

最も優れた人物を選ぶ読者投票で

 

伊藤博文、榎本武揚、福沢諭吉などと並んで、

 

画家の分野では山名貫義が選出されています。

 

また、古社寺保存委員として

 

正倉院の宝物の調査や日本各地の寺社を調査し、

 

文化財の研究、保護にも尽力しました。

 

そして、後進の育成にも力を注いでおり

 

松岡映丘や高取稚成、河鍋暁翠、吉川霊華など

 

優秀な子弟を育てています。

 

 

 

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