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骨董品
2018/10/18

室瀬和美【人間国宝/蒔絵】

室瀬和美(むろせかずみ)

 

漆芸家の室瀬和美は、1950年東京都で生まれました。

 

父は同じく漆芸家の室瀬春二です。

 

1970年に東京芸術大学美術学部工芸科に入学し

 

在学中に安宅賞を受賞すると、

 

その2年後の1975年には第22回日本伝統工芸展に

 

「冬華文蒔絵飾箱」を出品し初入選を果たしました。

 

34歳の時に池袋西武百貨店本店での

 

1回個展開催に成功すると、翌年には

 

32回日本伝統工芸展で蒔絵飾箱「麦穂」が

 

奨励賞を受賞しています。

 

その後、第2回の個展の開催にも成功し

 

1991年に目白漆芸文化財研究所を開設しました。

 

また、46歳からは

 

三嶋大社蔵国宝「梅蒔絵手箱」を模造制作しています。

 

それからも個展の開催や作品の制作、

 

数々の展覧会での受賞を重ね、

 

2008年、58歳の時に、蒔絵の分野で

 

人間国宝に認定されました。

 

同年に紫綬褒章も受章します。

 

ちなみに、「漆の文化」(角川選書)、

 

「室瀬和美作品集」(新潮社図書編集室)

 

などの著書もあります。

 

 

 

室瀬和美の作品の特徴と技法

 

室瀬和美が得意とする技法は

 

「研出蒔絵」という技法です。

 

漆地の表面に漆で文様を描いて

 

金粉や色乾漆粉を蒔き付けます。

 

漆が固まったらその上からまた漆を塗り

 

硬化させて研ぎ、そして磨いていきます。

 

ここで最初に描いた文様や金粉などを

 

微妙な加減で浮き上がらせていくのです。

 

幾層にも漆で塗り固められた文様や金粉を、

 

研ぎと磨きで立体的な図柄に仕上げていく技法です。

 

 

 

室瀬和美の評価される所以

 

昔の作品は平面的な蒔絵が多かったのですが

 

室瀬和美の蒔絵は特に立体的に描かれています。

 

金粉をたくさん使った金色の部分と

 

沈んだ漆の飴色を上手く利用して

 

濃淡を付けて立体的に描いていくためです。

 

このような伝統的な技法を応用して濃淡を出す反面

 

現代的な感覚で図柄を描いく技術は

 

高く評価されています。

 

また、室瀬和美は漆芸文化財の修復も行っています。

 

金刀比羅天井画の復元や琉球古楽器復元など

 

絶えていた技法の復活にも貢献しました。

 

 

 

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