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松戸店
2023/05/22

千葉県柏市 骨董品の買取|ボンボニエール|菊の御紋 需要が高い皇室の記念品

12:00 am

はじめに

こんにちは。千葉県柏市・松戸市・流山市周辺で、ボンボニエールなど骨董古美術品の査定・買取を行っている買取専門店『くらや松戸店』です。遺品整理や部屋の片付けで見つけた骨董品、生前整理で大切にコレクションしてきた美術品をお持ちの方は、一度『くらや松戸店』で査定してみませんか?

 

押し入れの奥や蔵の片隅で、埃を被ったまま眠っている古そうな木箱。その中には、思わぬ価値が潜むお宝が入っているかもしれません。一見して価値の分かりにくい骨董品・古美術品の査定・鑑定は、経験豊富なプロの鑑定士が在籍する『くらや松戸店』に是非お任せください!

 

先日、大変珍しいものをお買取しましたのでご紹介したいと思います。千葉県柏市にある御祖父様のご自宅で、遺品整理をされていたお客様から「どこから手を付けていいものか困っているので、一度部屋を見に来てほしい」とご依頼を受け、当店の鑑定士が出張買取でお伺いした際のエピソードです。

 

亡くなられた御祖父様は、生前政府関係の要職に就かれていたそうで、お部屋の中には数々の賞状や感謝状が飾られていました。過去には赤坂御苑で催される園遊会に出席されたことがあるようで、各界の著名人とも交流を持つ華々しいご経歴の持ち主でした。

 

骨董品の蒐集を趣味とされていた御祖父様のお部屋には、陶磁器や彫刻品などたくさんの作品が遺されたままになっていました。その中でも当店の鑑定士が一番に注目したのは、冒頭の写真にも掲載している桐の箱に入った〈ボンボニエール〉でした。

 

調べたところ、このボンボニエールは1990(平成2)年今上天皇後即位時の記念品であることが分かりました。皇室のシンボルでもある菊紋章や、縁起の良い鳳凰の装飾が施されており、一般にはなかなかお目にかかれない極珍品です。

 

当店の鑑定士がその場で査定・鑑定を行い、査定額とともに、このボンボニエールが如何に珍しいお品であるかということをお伝えしたところ、「ちゃんと知識のある方に見てもらえてよかった!」とお客様も大変ご納得された様子。その他の骨董品・美術作品も含め、快くご売却いただくこととなりました。

 

ボンボニエールなどといった珍しい骨董品・古美術品は、査定の際に専門性の高い知識と経験が必要となるため、一般的な買取店等では正しく価値を評価することはできないでしょう。確かな知識だけでなく、数多くの査定・買取経験を持つ鑑定士はそうそういるものではありません。

 

遺品整理や形見分けなどで、価値の分からない古そうなお品を手にされた方、ご実家にある骨董品・古美術品の価値が知りたくなってきたという方は、一度お気軽に『くらや松戸店』にお問い合わせください!骨董品に精通したプロの鑑定士が、しっかりと丁寧に査定をし正しい価値を見極めます。

掌にのる工芸品 ボンボニエール

ボンボニエールは、フランス語で〈砂糖菓子を入れる菓子器〉を表す言葉です。ヨーロッパでは、こどもの誕生や結婚などのお祝い時に砂糖菓子が贈られることが多く、人生における節目の記念品として見た目にも美しい菓子器が生み出されました。

 

日本でボンボニエールが登場したのは近代以降のこと。工夫を凝らした工芸的なボンボニエールが、宮中宴会の記念品として贈られるようになりました。日本のボンボニエールは、ヨーロッパのものとは異なる独自の存在として発展したようです。

ヨーロッパのボンボニエール

フランス語でBonbonniere(ボンボニエール)、イタリア語でbomboniera(ボンボニエーラ)と呼ばれるお菓子の箱。この中に入れる砂糖菓子はconfetti(コンフェッティ)といい、幸福・健康・富・子孫繁栄・長寿を意味する5色のものが用いられるそうです。コンフェッティは〈金平糖〉の語源でもあります。

 

フランスの砂糖菓子にはbonbon(ボンボン)と呼ばれるものがありますが、この〈bon〉という言葉には〈良い〉〈美味しい〉などという意味があるそうです。フルーツやナッツを砂糖やチョコレートでコーティングしたお菓子、と言えばわかりやすいでしょうか。

 

ボンボニエールの発祥はヨーロッパとされています。祝事の際に砂糖菓子を配る風習は、ヨーロッパでは遥か昔から存在していたようです。掌にのる小さな工芸品・ボンボニエールは、技術の発展とともに様々な装飾が凝らされるようになっていきました。

日本のボンボニエール

皇室のお祝い事に贈られる、日本のボンボニエール。1991(平成3)年に上梓された秩父宮妃殿下の著書〈銀のボンボニエール〉によると、外来語であるボンボニエールという言葉が使われ始めたのは1928(昭和3)年頃と推察されるようです。

 

それ以前は一般的に〈菓子箱〉などと呼ばれていたそうですが、ボンボニエールという名称が登場して以降も、これを納めた箱書きには〈純銀香入〉〈香合〉〈玉手箱〉などと書かれていたことから、様々に呼ばれていたことが分かります。

 

ボンボニエールが初めてご下賜されたのは、1894(明治27)年元日に行われた在日外国公使に対する明治天皇の謁見の際であったという記録が残っています。直近では、天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが成年皇族となられた際に、愛子さまのお印(シンボルマークの様なもの)であるゴヨウツツジがあしらわれたボンボニエールが公開されましたよね。

 

ボンボニエールには銀製の作品のほか、漆器、陶磁器、豪華な蒔絵が施されたものなども存在し、その中には色とりどりの金平糖が入っているというのですから、見る人の心をくすぐること間違いなし。地球儀やでんでん太鼓、印籠、鳥籠、鼓、兜など、そのモチーフも多種多様で、繊細な模様が細工されたもの、デザイン性に富んだものも多く制作されています。

皇室の記念品

皇室関係の、とりわけ今上天皇即位に関する記念品は幾つか存在します。主なところでは、造幣局発行の天皇陛下御即位記念硬貨(10万円金貨など)、奉祝記念品(金銀細工)、御即位記念切手などが挙げられるでしょう。

天皇陛下御即位記念硬貨

1990(平成2)年と1991(平成3)年に明仁さまの天皇即位を記念して発行された記念貨幣。10万円金貨と500円白銅貨があり、10万円金貨はブリスターパック入りで発行され、プルーフ貨幣および2種類の貨幣が納められた記念貨幣セットも販売されました。

 

また、2019(令和元)年には徳仁さまの天皇即位を記念して、金貨幣とバイカラー・クラッド貨幣の二種類の記念貨幣が発行されています。

奉祝記念メダル

〈天皇陛下御即位大礼奉祝記念〉のほか、過去には〈天皇陛下喜寿奉祝記念〉〈上皇后陛下喜寿奉祝記念〉などといった記念メダルが発行されています。〈天皇陛下御即位令和奉祝記念〉や〈天皇皇后両陛下大婚三十年奉祝記念〉は、記憶に新しいという方も多いでしょう。

 

〈天皇陛下御即位令和奉祝記念〉の表面には、鳳凰・富士・桜の意匠がかれ、裏面には元号・令和の出典となった万葉集の序文が刻まれています。〈天皇皇后両陛下大婚三十年奉祝記念〉もまた、格式高いデザインです。表面は仲睦まじい二羽の鳳凰の姿が、裏面は天皇陛下のお印〈梓〉と皇后陛下のお印〈ハマナス〉が描かれています。

御即位記念切手

〈天皇陛下御即位記念〉〈天皇陛下御即位三十年記念〉など、皇室の慶事を記念して発行される切手は種類も豊富であることから、複数枚コレクションしている方も多いのではないでしょうか。中でも戦前に発行された〈明治天皇銀婚記念〉〈東宮御婚儀祝典紀念〉などは希少性も高く、状態等によっては高額査定となることも。

 

 

上記に挙げたものはほんの一例ですが、いずれも皇室関係の記念品は二次流通の市場における需要も高く、高値で取引される傾向にあります。だんだんとお手持ちの品の価値が気になってきたという方は、一度『くらや松戸店』で査定してみませんか?ボンボニエールの様な骨董品をはじめ、皇室関係の記念メダルや記念切手などの査定・買取もお任せください!

高評価となるのは?

銀製品のほか、漆器や磁器製のものもあるボンボニエール。戦前につくられたものなどはコレクター垂涎の逸品で、状態などにもよりますが高額査定も大いに期待できるでしょう。ボンボニエールをはじめとする骨董品は、時代が古ければ古いほど、その希少性も相俟って高評価となる傾向にあります。

 

ボンボニエールが国内でつくられるようになった明治時代半ば頃のものなどは、大変貴重です。園遊会などでは毎回数百個ほど配られているようですが、そもそも所有している人が限られるため、二次流通の市場において出回る機会はそう多くありません。

 

菊の御紋(菊花紋章)入りのボンボニエール、桐の箱に入ったボンボニエール、戦前に制作された古いボンボニエールをお持ちの方は、是非『くらや松戸店』にご連絡ください!買取経験を豊富に持つ当店の鑑定士が、ひとつひとつ丁寧に査定し高価買取いたします。

まとめ

一見普通の銀製品に見えるボンボニエールですが、古い時代のものでも近年のものでも高額査定が期待できるでしょう。造形美もさることながら、皇室の記念品であるボンボニエールは存在自体が大変希少で、二次流通の市場では大変な人気があり常に品薄状態です。

 

ボンボニエールのような記念品は戦前から存在しています。ご自宅の押し入れの奥、ご実家の蔵の片隅に、その存在さえ忘れられていた木の箱があったら一度中身を確認してみてください。昔から何気なく目にしているものの中に、〈菊の御紋〉が付いているお品があったら皇室関係の記念品である可能性大です。

 

『くらや松戸店』では、ボンボニエールの査定・買取に力を入れております。ボンボニエールをはじめとした骨董品に関する確かな知識と、これまで積み上げてきた数多くの買取経験を活かし、しっかりと正しい価値を見極めます。真贋判定や査定だけのご依頼も、遠慮なくお申し付けください。

 

「遺品整理中の部屋を丸ごと見てほしい」「骨董品の他にも査定してほしいものがたくさんある」というお客様は、当店の〈出張買取〉をお勧めしております。リピーターの方も多く、大変ご好評をいただいているサービスです。まずはお電話にてお気軽にご相談ください。

 

査定・相談・出張費用は全て無料です。お客様のご来店・お電話を、心よりお待ちしております。

 

 

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